2011/03/22 (火)
チーム

楽天イーグルス選手会 神戸市の地下鉄三宮駅で募金活動

楽天イーグルス選手会 神戸市の地下鉄三宮駅で募金活動

3月22日(火)、15:30~16:00の間に兵庫県神戸市の地下鉄三宮駅の改札口にて楽天イーグルス選手会が募金活動を行い、396,903円が集まりました。募金をして頂いた皆さま、またご協力、ご調整を頂きました神戸市の皆さま、神戸市交通局の皆さま、誠にありがとうございました。

尚、寄付頂いた義援金は「社会福祉法人神戸市社会福祉協議会」を通じて、被災地の復興支援に活用されます。

楽天イーグルス選手会 神戸市の地下鉄三宮駅で募金活動

地震発生直後は明け方まで眠れない選手も多く、各々のブログやホームページなどにも書いている通り、被災地の様子を報道を通じて見る度に「何か役に立ちたい」ともどかしい思いをしています。家がある仙台に帰れず、関西、横浜、名古屋など各地を転々としてジプシー生活が続く楽天イーグルスの選手たちは「こんな事は被災地に比べたら大した事はない」と言いながら、選手会長の嶋基宏選手、キャプテンの鉄平選手を中心に、毎日夜遅くまで「自分達に何ができるか?」「自分達は何をすべきか?」を議論しています。

今後も楽天イーグルスでは、日本各地で被災者の方々、被災各地を思いながら、我々にできる限りの事を行ってまいります。

■募金活動終了後 記者会見

楽天イーグルス選手会 神戸市の地下鉄三宮駅で募金活動

記者:今日の募金活動をどのような思いでやられたかお聞かせ頂けますでしょうか?

岩隈:僕らがとにかくできる事をしていきたいと思いますし、この神戸と言う地で震災にあわれた方もいらっしゃると思いますが、このように僕らに協力して頂いて、本当に感謝したい、と言う思いです。

田中:僕たちにできる事を考えた時に、このように呼びかける事しかできないんですけど、本当にたくさんの方に協力して頂いて、暖かい言葉をかけて頂いて、人の温かさに触れられて、今日この募金活動をやって本当に良かったと思います。

嶋:(被災地から)遠方にいてなかなか貢献する活動がなかなかできないんですけど、二人とも言ったように「何ができるか?」を考えた時にこう言う活動になりました。

記者:神戸の方々がこのように協力してくれた事についてコメントをお願いします。

岩隈:深く感謝したいと思いますし、こうして僕らもこうやって勇気をもらって、より頑張りたいと言う思いになりました。

田中:僕自身もそうですけど、阪神淡路大震災で被災された方が今日募金して頂いた方々の中にいて、「その時は助けてもらったから、今度は仙台、東北、東日本が頑張って欲しい」と声をかけて頂いて、僕らも野球で頑張っていかないといけないな、と思いました。

嶋:マサヒロも言ったように、阪神淡路大震災にあわれた方がいらっしゃって、その方々から暖かいご声援を頂きましたので、その思いを仙台、東北の皆さんに届けなくてはいけないと思いました。

楽天イーグルス選手会 神戸市の地下鉄三宮駅で募金活動

記者:昨日、4月29日に仙台で本拠地開幕を目指していくと言う報道がありましたが、それについてはいかがでしょうか?

岩隈:僕らも早く戻って、本拠地で試合をしたいと思いますし、とにかく東北、東日本全体に僕らのプレーで勇気を与えられるように尽力したいと思います。

田中:まだ僕ら自身も仙台に一度も帰れていない状態なので、とにかく早く仙台の方に戻って試合をしたいと言う気持ちももちろんありますし、何か他の部分でも力になれる事があれば、しっかりと力になっていけたらな、と思います。

嶋:いつ試合をやったら良いかって僕たちにも分からない状態だと思いますので、僕たちが今できる事を精一杯やって、東北の皆さんのために一つでも多くの活動をやっていきたいと思います。

楽天イーグルスの支援活動

楽天・田中投手らが募金呼び掛け 神戸・三宮(神戸新聞)

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