今年も12/27~12/28まで福岡ヤフードームで「NPB 12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP 2009」が開催されました。
楽天イーグルスジュニアは大会初日に北海道日本ハムジュニア、埼玉西武ジュニアを撃破し、決勝トーナメントに進出。大会2日目に千葉ロッテジュニアと決勝進出をかけて戦いました。
試合は一進一退を繰り返す攻防となりましたが、残念ながら1-2で敗れてしまいました。
この結果で大会規定により、楽天イーグルスジュニアは3位入賞!
日本一は逃したものの、最後まで諦めない素晴らしい戦いを見せてくれた楽天イーグルスジュニアの選手の皆さん、スタッフ・関係者の皆さん、お疲れ様でした!
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先発はグループ予選リーグで好投を見せた柴田大樹くん(秋田)。野手はグループリーグと同じ布陣。
1回裏の攻撃、楽天イーグルスジュニアが鮮やかな先制攻撃を魅せる!
2アウトから3番・ライトの公家響くん(福島)は、1ボールからの2球目、右打席からの鋭いスウィングが速球を捉える!弾丸ライナーで高く上がった打球は、美しい弧を描いてレフトスタンドへ!右手を天高く突き上げながらベースを回る公家くん。幸先の良いスタート。
3回表、ノーアウト2塁のピンチから野手の暴投で1点を失い、試合は1-1に振り出しに。
その後、楽天イーグルスは2番・岡田拓巳くん(宮城)の2塁打、1番・鈴木順平くん(岩手)の2塁打などでチャンスを作るが、ロッテジュニアの好投手・木澤くんの前に追加点が奪えない。
6回表、楽天イーグルスは投手を内山昂思くん(青森)に交代。1アウト3塁のピンチに、2番打者の打球は、内山くんの速球につまりピッチャー前へのゴロ!3塁ランナーはホームに突っ込む!内山くんのホームへグラブトスは送球が高く浮いてしまい、本塁セーフ!楽天イーグルスジュニアは1-2と逆転を許してしまう。
7回表、楽天イーグルスジュニアのマウンドには柴田輝くん(秋田)。前日の体調不良から復活だ!先頭打者にヒットを許すも、12球団屈指の守備力でダブルプレーに打ち取り、この回無得点に抑える。
7回裏、いよいよ最終回の攻撃!
楽天ジュニアは、代わったばかりの柴田輝くんがレフト前ヒットで出塁!ここで益田監督は、ピンチランナーに岡崎慎吾くん(青森)、バッターに代打・高城千尋くん(宮城)を送る。高城くんはこの大事な場面、しっかり送りバントを決めて1アウト2塁のチャンス!東北代表チームをまとめてきたキャプテン、気持ちを込めた魂の送りバントにベンチが沸く!
しかし続く1番・鈴木順平くんがライトフライ、2番・岡田拓巳くんの打球はショートへのゴロ、1塁送球は間一髪アウト・・・試合終了。
最後まで勇敢に戦った楽天イーグルスジュニアでしたが、1点及ばず悔しい敗戦を喫した。
悔しいです。
日本一という夢は叶えられませんでしたが、最高のチームで戦うことができ、感動と感謝の気持ちでいっぱいです。
ジュニア選手たちは、中学、高校と、これから次のステージに進んで行きます。
個人個人が今回の経験を活かして、それぞれが全国レベルの選手に育ってほしい。
彼らは、ジュニアチームに選ばれなかった選手たちの思いと共に戦いました。
今回選ばれなかった子供たちも、その悔しさを糧に、その上のレベルを目指してください。
選手とそのご家族、また大会参加にご協力いただいた皆さん、そして東北各地の皆さん、多くのご協力とご声援をいただき、本当にありがとうございました。
3位入賞!君たちは東北の誇りだ! | 益田監督コメント |
背番号1・高城千尋くん(宮城) | 背番号2・鈴木順平くん(岩手) |
背番号3・岡田拓巳くん(宮城) | 背番号4・熊谷航くん(宮城) |
背番号5・大高慎也くん(秋田) | 背番号6・熊沢来夢くん(山形) |
背番号7・鈴木汰一くん(青森) | 背番号8・若狭武瑠くん(秋田) |
背番号9・伊勢隼くん(宮城) | 背番号10・鈴木黎くん(秋田) |
背番号11・柴田輝くん(秋田) | 背番号12・田中隆太くん(宮城) |
背番号13・公家響くん(福島) | 背番号14・岡崎慎吾くん(青森) |
背番号15・大崎柊弥くん(宮城) | 背番号16・渡辺法聖くん(宮城) |
背番号17・内山昂思くん(青森) | 背番号18・柴田大樹くん(秋田) |