田中将大選手 ヒーローインタビュー
記者:開幕24連勝!今日もチームメイトから記念ボードをもらっていましたね!
田中:嬉しいです!
記者:優勝が決まってから初めてとなるKスタ宮城でのマウンドでした。
田中:勝つために投げるというのはいつもと変わらないことです。今日は火曜日なんですけど、これだけたくさんの方に来ていただけたことが、ビックリしたのと同時に嬉しかったです!
記者:(スタンドへ向け)皆さん、田中投手のピッチングが見たかったんですよね!?(会場大歓声)
田中:お仕事、ちゃんとしてますか?(笑)ははは。
記者:味方の大量得点以降、ピシャリと抑えました。
田中:1、2回とダメだったんですけど、その後はしっかりと投げることができたので、そこはよく立て直せたかなと思います。
記者:何度も何度も聞かれているかとは思うのですが、今シーズン田中投手が投げる試合を象徴するような大量得点。素晴らしいプレーも出ました。改めてどう感じますか?
田中:とにかく、レギュラーシーズンにこういうピッチングを続けることができて良かったです。
記者:そして言わせてください!ここまでエース田中将大、負けませんでした!
田中:ここまで来れるとは思っていませんでしたが、一試合一試合、集中して臨んできた結果だと思います。
記者:最後に、この大勢のファンとつかみ取る目標に向けて、熱いメッセージをお願いします!
田中:ちょっと待ってください!何も面白いことはいいません!(笑)クライマックスシリーズに向けて、しっかりと調整して、みんなでもう一回、『パ・リーグのチャンピオン』をつかみ取れるように頑張っていきたいと思いますので、皆さん、球場に来てください!
記者:最後はいつもの儀式と参りましょう!『パ・リーグ チャンピオン』に向かって、3、2、1……Burn!(バーン)
田中・スタジアム:Burn!(バーン)
星野仙一監督 試合終了後記者会見
記者:田中投手が開幕24連勝を飾りました。
監督:考えられないね(笑)。
記者:「神の領域」という表現もありますが・・・
監督:そう言われても不思議ではないよね。もう、アンビリーバブル!(笑)
記者:今日の田中投手の投球内容はいかがでしたか?
監督:甘いところに投げ過ぎだよね。力むことないのだから。まあ今シーズンずっとそうだったからね。それより、(野手の)下手な守備もあったから・・
記者:1回・2回と序盤に立て続けに嫌な形で失点しました。
監督:あれはベンチのミステイク。思いきって走ってくるぞ、ということをベンチが読んで察知しないといけないよね。
記者:打線は田中投手の登板の時はたくさん点を取りますね。
監督:本当だよ。リズムが良いから守りやすい。不思議なものだよね。もうちょっとサブちゃん(福山投手)や美馬の時にも点を取ってあげたいけど。それは、なぜなのか?を彼ら(他の投手陣)が考えないといけないのだけどね。
記者:打線は復調気配ですね。
監督:まだまだ。(3回裏の)6点はいいけど、その後がダメ。1点でも取っていかないと。
記者:2番手で登板した青山投手が心配ですね。
監督:そこが一番心配。しっかりしてもらわないといけないね。
記者:レギュラーシーズンは残り2試合となりました。
監督:今日も田中に100球まで投げさせたかったけど、後ろのピッチャー(の登板機会)がいるからね。長谷部もキチッと。(斎藤)タカシもキチッと。あとは青山だね。
記者:最後に改めて24勝の無敗でシーズンを終えた田中投手に関してコメントをお願いします。
監督:並のピッチャーが彼を評価するこはできません(笑)。