10/8 マリーンズ戦 レポート
楽天イーグルスは序盤から打線が爆発。投げては田中が今季5度目の完封で連敗を2で止めた。
楽天打線は初回、内村のツーベースを足がかりに一死一、二塁のチャンスを作りそこから
3本のタイムリーで3点を先制。続く二回にも高須のタイムリーで追加点を奪い、三回には相手のエラーも絡みさらに3点を追加し、マリーンズ先発の成瀬をKOした。
楽天先発の田中は初回から危なげない投球。六回に初めて走者を3塁に置くも三振で切り抜けマリーンズ打線を寄せつけない。
田中は九回、二死からエラーと四球で二死一、二塁とするも最後の打者をセンターフライに打ち取り6安打完封勝利を飾った。
今日の登板で田中はパ・リーグ最多の18勝、防御率も1.33とし熾烈なタイトル争いから一歩抜け出した。
内村賢介選手 ヒーローインタビュー
記者:3安打猛打賞の活躍、お見事でした!
内村:はい、ありがとうございます!
記者:初回の大量得点は内村選手のツーベースから始まりました!
内村:昨日は悔しい退場をしたので、今日は何としても結果を出す!という気持ちでした。
記者:ファンの皆さんも心配だったと思いますが、元気な姿を見せられましたね。
内村:そうですね。ツーベース2本はなかなか見せられないですからね。良かったです。
記者:その後、貴重なタイムリーもありました。本当に素晴らし活躍をしていますが、今シーズンの成長をどのように感じていますか?
内村:そうですね。気持ちの面だけですかね。それ以外は去年の方がいいかな?(笑)
記者:守備でもファンの皆さんを楽しませています。今後はどんなプレーを見せてくれますか?
内村:少しでもピッチャーを助けられるようなプレーをしていきたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします!
田中将大選手 ヒーローインタビュー
記者:18勝目を挙げた田中投手です!
田中:ありがとうございます!
記者:ファンの皆さんの「田中」コールが力になりましたね!
田中:最後はヒヤヒヤしましたけど、阿部のためにも(笑)ゼロに抑えたいなと思っていました!
記者:今日は大きな期待をかけられた登板となりました。
田中:いろいろな方がタイトルの話をされていたので…。札幌ドームではダルさん(ダルビッシュ選手:北海道日本ハム)を打っていただきましたし。チームやファンの方々の期待に応えることは義務だと思っていたので、今日は何とか勝ちたかったので本当に良かったです!
記者:そんな強い気持ちが、今シーズン5度目の完封勝利となりました。投球内容を振り返っていかがでしたか。
田中:投球内容はまだまだです。
記者:でも、ここぞというところの三振はさすがでした。
田中:今日は野手の方々に早い段階で大量援護をいただいたので、僕の良かったところは無いです!
記者:防御率1.33、そして18勝目。リーグ単独トップに躍り出ました!ファンの皆さんに力強いメッセージをお願いします!
田中:今シーズンも残り少なくなってきました。最後まで気を抜かずにシーズンが終われるように、ファンの皆さんも最後まで応援よろしくお願いします!
星野仙一監督 試合終了後記者会見
記者:8対0と完勝のゲームでした。
星野:打線が一気にいってくれたね。成瀬をうまく打ったと思う。
記者:打線がよくつながりました。
星野:センター返しを心がけて、よくタイムリーを打ったな。
記者:先発の田中投手に関しては、いかがですか?
星野:田中は7回でもういいかなとも思ったんだが、沢村賞のことを考えてね。本人はどうか知らないけど、沢村賞や最多勝を獲ってもらいたいな。札幌で(日本ハム:ダルビッシュ投手相手に)勝てたのもチーム全員が田中にタイトルを獲らせたいという思いからだろうね。