10/2 バファローズ戦 レポート
楽天イーグルスは中盤に突き放し2連勝。バファローズとのシーズン最終戦で対戦成績の勝ち越しを決めた。
楽天打線は二回、制球の定まらないフィガロを攻め二死一、三塁のチャンスに松井稼が先制タイムリー。三回にはガルシアのソロホームランと長短打でさらにリードを3点として、先発長谷部を援護した。
しかし四回、楽天先発の長谷部が捕まり、四球とヒットで無死満塁のピンチを招くと、暴投と犠牲フライなどで同点に追いつかれてしまう。
反撃のきっかけをつかみたい打線は六回、バファローズ3番手の香月から先頭嶋のツーベースを足がかりに3本のヒットと相手のミスなどから2点を奪い逆転に成功する。
四回から継投に入った楽天は3番手の片山が六回から八回までをパーフェクトに抑えるピッチングでバファローズに反撃のチャンスを与えず、最後はラズナーが締めた。
片山博視選手 ヒーローインタビュー
記者:今日のヒーローは2勝目を挙げた片山投手です!
片山:ありがとうございます!
記者:ナイスピッチングでした。勝利をつかんだ今のお気持ちから。
片山:嬉しいです!
記者:五回二死三塁の場面、当たっている後藤選手を抑えて、その後も素晴らしいピッチングでした。
片山:僕は左バッターを抑えるのが仕事だと思っているので、良かったです!
記者:地元関西で良いところを見せられたのでは?
片山:そうですね。見せられたと思います。
記者:今シーズン、オリックス戦の勝ち越しを決めました。まだまだ負けられない試合が続きます。今後の意気込みをお願いします。
片山:まだまだあきらめていませんし、ひとつひとつ勝っていきたいと思います!
星野仙一監督 試合終了後記者会見
片山が久々にいい投球をした。
ストレートでしっかり押せていたし、試合の流れの中で大切な局面であり、ゲームを引き締めた。
野手では打席の中で粘る姿勢が出てきた若手がいる。
いい傾向だ。