試合情報

楽天イーグルスの勢いは止まらない。記録のかかったエースを打線が援護し3連勝。チームは4位に浮上した。

楽天打線は初回、パ・リーグ防御率2位(1.54)の武田勝から先頭の松井稼がヒットで出塁すると4番山崎が犠牲フライを放ち先制。二回には聖澤のセーフティースクイズ、三回には2本のツーベースで2点を挙げ、三回までに4点をエース岩隈にプレゼントする

先発の岩隈も打線に応える。四回に1点を失うものの要所を締めるピッチングでファイターズに得点を許さない。六回に無死一、二塁のピンチを背負うも、3番、4番をフライに打ち取ると、5番稲葉は148キロのストレートで見逃し三振。見事プロ通算1500投球回を飾った。

八回には二死から聖澤がヒットで出塁すると41個目の盗塁を決め、松井稼のタイムリーを呼び込む。そのタイムリーを放った松井稼もその後のファイターズ守備陣の乱れもあり一気にホームインし試合を決定づけた。

岩隈が7/27以来の5勝目をマークした。

記者：7/27以来の今季5勝目です。おめでとうございます！
岩隈：ありがとうございます！

記者：故障明けで2試合勝ちがつかない登板でした。今日はどのようなお気持ちでマウンドへ？
岩隈：あまり良いピッチングができていなかったので、今日はしっかりと長いイニングを投げたいと思っていました。7回途中でしたが、腕を振ることもできましたし、勝ちにつながったということで、良かったと思います。

記者：今日は7回途中1失点。振り返っていかがでしょうか。
岩隈：ヒットは多く打たれましたが、何とか粘り強く投げることができました。序盤に点数を取ってもらったので、気持ち良く投げさせてもらいました。

記者：なかでも6回のピンチで稲葉選手へ、あの148キロストレート（見逃し三振）。素晴らしかったですね。
岩隈：あそこは勝負どころだと感じたので、一回気持ちを落ち着かせてマウンドに戻って、しっかり腕を振ることができました。

記者：完全復調も近い？
岩隈：そうですね。次は完投も目指しながら投げていきたいと思っています。

記者：また今日は通算1500投球回も達成しました。おめでとうございます！
岩隈：特にそのことは考えずに投げていましたが、こうして積み重ねて1500イニングを投げられました。支えてくれた方、応援してくれた方に、本当にたくさんの感謝をしたいです。これからも、もっともっとたくさん投げられるように頑張っていきたいと思います。

記者：これでチームは3連勝です。ファンの皆さんにひと言お願いします。
岩隈：明日も勝って（カード）勝ち越しを決めて、チームが乗っていけるようにしたいです。

ここまでやられてきたピッチャー相手なんだから、こちらからいろいろと仕掛けていかないと。

序盤から効率よく、スキを突くことが出来たかな。

岩隈はピンチの6回、ボールに力があった。最初からだったらなおいいが、徐々に調子は上がっている。