6/15 広島カープ戦 レポート
楽天イーグルスは田中の今季初完封で快勝。昨季からの対カープ戦の連勝は7に伸びた。
楽天は一回、二死から松井稼がツーベースを放つと、続くガルシアが来日1号2ランを叩き込み先制。五回には嶋のツーベースなどで二死一、三塁とし、松井稼がタイムリー。八回は敵失からチャンスを広げると、代打ルイーズがタイムリーを放ち、カープを突き放した。
先発・田中は一回一死一、二塁のピンチを切り抜けると、尻上がりの投球。二回から六回まではノーヒット。七回に先頭の丸にツーベースを浴びるなどで無死三塁とされたが、後続を3者連続三振に斬って取る圧巻のピッチング。結局、3安打9奪三振の好投で、今季初のシャットアウト勝利を飾った。
田中将大選手 ヒーローインタビュー
記者:今日のヒーローは6勝目を挙げた田中投手です。今シーズン初完封の味はどうですか?
田中:自分では何が良かったのかわからないピッチングだったのですが、ランナーを出してからもしっかり踏ん張ることができたので、良かったです。
記者:野手の援護は相当効いたのではないですか?
田中:初回にバーンと点を取ってもらい、楽な気持ちで投げることが出来たので、本当に野手の皆さんに感謝です。
記者:七回にピンチ(無死三塁)を迎えましたが、後続を3者連続三振に仕留めました!
田中:本来ならピンチを作らないのが一番いいのですが、ランナーを出してからもしっかり踏ん張るという自分の持ち味が出て良かったです。
記者:おそらく交流戦最後の登板だと思いますが、ご自身で交流戦を振り返っていかがですか?
田中:自分が投げて勝つことが多かったのは良かったのですが、チームとしては交流戦はあまり良くありませんでした。同一リーグとの戦いに戻りますが、いいピッチングができるようにしっかり調整していきたいと思います。
記者:ファンの皆さんにひと言お願いします。
田中:この球場で勝つのは初めてだったので、嬉しかったです。ご声援ありがとうございました。また頑張ります!
星野仙一監督 試合終了後記者会見
ガルシアのホームランで田中も楽になっただろう。
6回に1点取れていればなお楽だが、まぁ、ポツポツと点が入った。田中はギアを上げてくるタイプだから。流しておいて、勝負所でバシッといくことができる。
今日は113球。ボチボチだ。