2011.06.08 WED
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6/8 横浜ベイスターズ戦 レポート

楽天イーグルスは投打がかみ合いベイスターズに快勝。連敗を4でストップさせた。

1点を追う楽天は三回、一死から鉄平、聖澤の連打で一、二塁とすると、松井稼がタイムリーを放ち同点に追いつく。さらに続く山崎が犠飛を放ちすぐさま逆転に成功。四回には高須の安打、草野の死球で一、二塁のチャンス。ここで大廣の犠打が敵失を誘い2点を追加。この回さらに鉄平の犠飛で計3点。ベイスターズを突き放した。

先発・田中は三回に自らのワイルドピッチで先制を許すも、味方が逆転した後はさすがの投球。連打を許さず、四回以降は散発の2安打に封じベイスターズを寄せ付けず。要所は狙い通りの併殺で切り抜けた。田中はチームトップの5勝目をマーク。

田中将大選手 ヒーローインタビュー

記者:今日も熱い気持ちのこもったピッチングでした。どんなことを心がけていましたか?
田中:チームが連敗中だったので、何とかホームの初戦で連敗を止めて、いい流れにもっていけたらなと思っていたので、勝つことができてよかったです。(歓声)

記者:イニング間にたくさんの笑顔が見られました。今日の内容でよかった点はどんなところですか?
田中:僕に関しては何もよくなかったのですが、本当に野手の方々に守りであったり、打撃の方で助けてもらいました。ココ(お立ち台)に一人でいるのがおかしいのですが、本当によかったです。

記者:野手のお話がありましたが、見事なダブルプレーで、すごくホッとしていましたね。
田中:そうですね。ランナーを出してしまったのですが、要所でゲッツーを取る事もできて、よかったかなと思います。

記者:ここのところの田中投手からは、責任感や勝利への気持ちが本当に伝わってきます。ご自身ではどのように感じていますか?
田中:僕だけでなく、チームのみんなが「勝つんだ!」という気持ちをもちろん持っているので、ファンのみなさまと一つになって戦って行きたいと思います。

記者:そして今、田中投手が持っている(ボード)震災孤児への支援金、もっともっと増えていくといいですね。
田中:本当に一つ一つの積み重ねですが、一つでも多く勝ってみなさんの力になりたいです。
(スタンドから「ありがとう!」の声)

記者:これでチームは連敗ストップです。そして残りちょうど100試合となりました。これからどんな戦い見せてくれますか?
田中:あと100試合ですか。一つ一つなので、みなさんと一緒に気持ちを一つにして戦って行きたいです!

田中将大選手 試合終了後記者会見

記者:3回、エラーやワイルドピッチで先制点を許してしまいましたね。
田中:今年は相手投手より先に点を取られてしまうことが多い。守りのミスであったとしても、なおさら踏ん張りたい気持ちがあったので、情けないです。

記者:逆転してもらってからは、立ち直った感じがしました。
田中:今日はずっと良くなかったけれど、野手の方々に助けてもらいました。

記者:村田選手との対戦は意識しましたか。
田中:村田さん、スレッジ、ハーパーと長打がある選手が揃っていましたし、前回は村田さんに打たれているので、絶対にホームランを打たれてはいけないと、回が進むにつれて警戒していました。

記者:連敗を止めましたね。
田中:連敗を止めようという気持ちが一番大きかったですけど、先発投手なので毎試合出れるわけではないので、投げる試合は上手く表現できるようにしていきたい。どういう状況であろうと次の登板に向けて上手く調整をしていきたいと思います。

星野仙一監督 試合終了後記者会見

記者:今日はエラーとワイルドピッチなどで先制点を許しましたが、流れを相手に与えず逆転した試合展開でした。
星野:あれはワイルドピッチかね?記録上はワイルドピッチかも知れないが、誤りだ。あれはパスボールだよ。
ランナーが3塁にいるときは(キャッチャーは)何しようがどうしても止めなきゃいけない。あれでは簡単に流れを相手に渡してしまう。その後にすぐに取り返したのが勝因かな。

記者:田中投手はいかがでしたか。
星野:今日の田中は、球がきてたね。このままいけばという安心感があった。

記者:打線は8安打5得点という効率が良い攻撃でした。
星野:相手がくれた得点もあったけどな。草野があんなに足が速いとは思わなかったよ。いつもああいう走塁をして欲しいね。

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