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2011.06.01 WED
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6/1 カープ戦 レポート

楽天イーグルスは投打がかみ合い連勝。昨季からのカープ戦の連勝を6に伸ばした。

先制は楽天。二回一死一塁から、横川がタイムリーツーベースを放ち1点を先取。続く三回は山崎のタイムリーで加点。五回には山崎が2打席連続となるタイムリーツーベースを放ち突き放した。

先発・田中は三回に4安打を浴びるも、カープのちぐはぐな攻撃に助けられ無失点で切り抜ける。その後は持ち直して三塁を踏ませぬ見事な投球。七回で降板し片山にバトンタッチしたが、貫禄の投球でプロ通算50勝目を挙げた。

田中将大選手 ヒーローインタビュー

記者:素晴らしいピッチングでした!
田中:素晴らしかったですかね~? まあ、0に抑えられてよかったです。

記者:今日も気持ちのこもったピッチングが光りました。どんなことを心がけていましたか?
田中:昨日ナイスピッチングをした永井さんからプレッシャーをかけられていたので、0に抑えることができてよかったです。

記者:ピンチを抑えた時の雄叫び、見ているこちらも気持ちがよかったですよ。
田中:とっさに出るものなので、分からないですけど(苦笑い)、とにかく抑えることができてよかったです。

記者:序盤から打線がつながり、田中投手も笑顔が見えました。
田中:早い回にポンポンポンと点を取ってもらったので、楽な気持ちで投げることができました。

記者:今日の勝利で節目の(プロ通算)50勝です! 今後への意気込みをお願いします。
田中:去年達成しておかなければならない数字だったので、まだまだ通過点です。今年、もっともっとたくさん勝てるように頑張っていきたいと思います!


■田中将大投手 試合後コメント
記者:今日で節目のプロ入り通算50勝目ですね。
田中:(50勝を)節目として考えていませんでした。正直、去年のうちにクリアしておきたかった数字なので、50勝はそんな感じかーというところです。
今シーズン、一つもでも勝利を積み重ねていけるようにしていきたいです。

記者:今日の試合の立ち上がりはいかがでしたか。
田中:まぁまぁ、というのが正直なところです。たまたま三振も取れましたが、要所要所を締めて、0(ゼロ)に抑えることができて良かったです。

記者:3回は1イニングで4本のヒットを打たれましたが、無失点で抑えましたね。
田中:ノーアウト1塁でエンドランの空振りの場面は、投げてるときにランナーが走ったという声が聞こえたので、高めで外そうと思い、その通り外せたのが大きかったと思います。

記者:6回は併殺打で切り抜けて、吠えてましたね。
田中:吠える場面じゃなかったかもしれないですね(笑)しっかり0(ゼロ)に抑えたいと思っていたので、良かったです。

記者:打線の援護もありました。
田中:野手の方々のおかげで好投できたと思うし、感謝しています。

記者:これで今シーズンKスタ宮城3勝目ですね。
田中:イーグルスにかかる声援は当然、ここが一番大きいですし、投打が噛み合って、勝てるようにしていきたいです。

記者:これで6月は乗っていきたいですね。
田中:乗り切れないところもありましたが、最初のゲームを良い形で勝つことができましたし、明日からも力を合わせてやっていきたいです。

記者:試合とは関係ありませんが、今日、仙台でオールスターが開催されることが発表されました。
田中:異例なことだと思うし、たくさんの方々の支えがあって実現するものだと思います。是非、出れるように頑張りたいですし、こういう場でも期待に応えれるように良いピッチングが出来ればと思います。

横川史学選手 ヒーローインタビュー

記者:先制のタイムリー、力強いバッティングでしたね!
横川:ありがとうございます。

記者:どんな思いでバッターボックスに入りましたか?
横川:野手のミーティングで、田中登板のときに点を取ってやれてないという話が出ていまして…。なるべく早く点を取ってやりたいなと思っていたんですけど、先に先制点が取れてよかったです。

記者:チームの勝利の貢献していると思いますが、いかがですか?
横川:たまたま勝利打点になっているだけで、みんなの力でつかんだ勝利だと思います。

記者:今日の得点は理想の形でしたね。
横川:早い回に点を取って、田中が抑えて勝つ。こういう形をどんどん作っていければと思います。

記者:(勝利数で積み立てる)支援金もどんどん増えています。
横川:どんどんどんどん増やして、被災した方々へ少しでも力になれればと思っています。

記者:今後の意気込みをお願いします!
横川:この間も言ったんですけど、これからもどんどん勝って借金を返済して、優勝に向かって頑張っていきたいと思います! 応援よろしくお願いします!

星野仙一監督 試合終了後記者会見

記者:今日の試合を振り返っていかがですか。
星野:形として完封をしているから負けることはないな。
タケシ(山崎武司選手)の2打点が大きかったね。他にも打って欲しいよ。横川が序盤に打ったけど、後にもチャンスがあったからな。他の選手のタイムリーが欲しい。これだけ待ってるんだから贅沢じゃないよな。

記者:田中投手はいかがでしたか。
星野:良くなかった。誤魔化して投げてたな。結果は良かったけど、調子は良くなかった。

記者:代えどころは7回でしたか。
星野:7回で球数もいっていたので、スパッと代えることにした。

記者:その後、片山投手、スパイアー投手と勝利の方程式が出来上がってきましたね。
星野:それは早計だよ。スパイアーは安定してるし、片山もだいぶ良くなってきたけどな。

記者:6月攻勢をかけたいですね。
星野:そういきたいけど、よそも勝ってるから(ゲーム差が)縮まらない。うちは5割を目標にやっていきます。

記者:試合とは関係ありませんが、今日、仙台でオールスターが開催されることが発表されました。
星野:NPBやオーナーたちが、「何とか仙台で、東北で・・・」と配慮してくれた結果だと思うし、感謝しなくてはいけないな。

記者:ファンにも勝利で応えたいですね。
星野:今日なんかも雨の中で応援してくれてるし、勝って応えていかなきゃな。

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