2010.09.26 SUN
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9/26 ホークス戦レポート

楽天イーグルスは、ホークスとの最終戦。
一方ホークスは、デーゲームのライオンズが勝てば、リーグ優勝を掛けた大事な一戦となる。

楽天先発は、勝率5割そして10勝をかけて臨んだ永井。
立ち上がりから、ストレートと変化球がよく、ランナーを出すも要所を締めるピッチングで、7回を1失点に抑える好投。
打線は初回、相手のエラーの間に1点を取るもその後、ホークス先発の大隣を攻めあぐね1点差の緊迫した試合展開。
5回に無死満塁のチャンスを得るも、ホークスが早々に切り替えた2番手金澤の前に、無得点で終わる。
しかし、6回裏、高須が待望の勝ち越しソロホームランで2-0として勢いをつける。
直後の7回表に長谷川に一発を浴び、再び1点差に詰め寄られるも、その裏、打線が奮起。
山崎武が門田の記録を抜く42歳で92打点目となるタイムリーを放つと、今日5番に座る打撃好調の牧田が、試合を決定付ける6号3ランで、ホークスを引き離す。
8回からマウンドを任された青山が2点を失うも、その裏には聖澤の2点タイムリーですぐさま2点を取り返すなど、反撃を寄せつけず、今季大きく負け越していたホークスとの最終戦を勝利で飾る。

なお、ゲーム途中、デーゲームで行われていたライオンズとファイターズの試合、ライオンズが敗れるニュースが飛び込み、今シーズンのソフトバンク優勝が決定した。

マーティー・ブラウン監督 試合終了後記者会見

記者:ホークスの優勝がかかった試合で、監督が仰ってる「意地」がみせられたのではないでしょうか。
ブラウン:(優勝がかかった)ホークスを倒したということは、選手一人ひとりが「意地」をみせてくれたということだと思うよ。
シーズン中からホークスのレベルが上だと感じていたし、素直におめでとうと言いたい。

記者:胴上げかかった西武との対戦でもそうですが、勝負強さが身に付いてきたのでは?
ブラウン:順位が確定しても我々は1試合1試合が将来がかかった大事な試合だと一生懸命に戦っている。残りの2試合も変わらずに戦うつもりだ。

記者:永井投手は苦しみながらも二桁勝利を掴みましたね。
ブラウン:今日は永井の一番良いところが出たのではないか。常に有利なカウントで打者に向かっていた。

記者:先ほどホークスのほうがレベルが上だったと仰ってましたが、具体的にはどんなところですか。
ブラウン:一言で言えば、弱点が少ないチームだ。打線を見れば、1・2番に出塁率が高くスピードのある選手がいて、3・4・5番は高い打撃技術を持った選手が揃っている。その後の松田、長谷川はアウトが取ることが難しいし、守備能力も高い。
先発投手は、皆さんご存知の通り良い選手が揃っているし、リリーフ陣も6回以降は絶対的なリレーで抑え込む選手を揃えていた。その辺からレベルが高いと感じていた。秋山監督は選手時代に素晴らしい実績を持った人だったけど、監督としても実績のある選手上手く働かせ、手腕も素晴らしいと感じた。

記者:優勝したホークスへ一言お願いできますでしょうか。
ブラウン:今日、仮にホークスが優勝できずに、明日以降、西武が優勝したとしても、優勝すべきチームはホークスではないかと私は思う。それは一年間戦ってきて他4球団に比べてホークスが一番手強く優勝に近いチームではないかと思うからだ。

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