9/25 ライオンズ戦レポート
楽天イーグルスは熾烈な優勝争いを繰り広げているライオンズと対戦。
楽天先発のラズナーは1回、制球が乱れ、1本のヒットと四球で満塁のピンチを招くなど、立ち上がりが不安定。それでも粘りのある投球で無失点に抑えると、2回裏に先頭打者のルイーズがライオンズ先発帆足の初球を完璧にとらえ、場外に消える特大アーチで先制。その援護に応えるかの如く、ラズナーは3回、4回を三者凡退で締める。
しかし5回に連打で同点に追いつかれ、さらに6回には、ライオンズ中村にKスタ宮城で4戦連発となるソロアーチを打たれ1点のビハインド。
そのまま7回から片山にマウンドを譲る結果に。
一方打線は2回のルイーズの1発以降、4回途中で負傷退場した帆足に代わってマウンドへ立った長田を攻略することができず、投手陣を援護できなかった。
最終回に、ライオンズ3番手の岸を攻めたて、1点差に詰め寄るもあと1本が出ず惜敗。
しかし昨日に続き、今日も最終回のマウンドに立った土屋が、2番から始まるライオンズ打線をピシャリと3人で終わらせ、今後への期待を持たせてくれた。
マーティー・ブラウン監督 試合後会見コメント
記者:最後は粘りを見せて追い上げましたが、僅かに届きませんでした。
ブラウン:試合の勝敗を左右する場面で中川と枡田が打席に立った。残念ながら結果が出なかったけど、練習では得られない経験をしてくれたと思う。この経験を来季以降に生かしてほしいと思うよ。
記者:代打策も考えられた中で、代打を送らなかったのは、その辺を考慮したものですか?
ブラウン:代打は考えてなかったよ。中川、枡田は能力のある選手で、チャンスもあったんだけどね。先ほども話したけど、この経験を来季以降に生かしてほしい。
記者:打席に入る枡田選手に声をかけていましたね。
ブラウン:岸はいいチェンジアップを持っているけど、気持ちを楽にして、バッティング練習のつもりでセンターを中心に打ち返せと。とにかく(枡田選手を)リラックスさせることを考えた。
記者:ラズナー選手は今シーズン恐らくラスト登板になると思うのですが、総括してもらえますか。
ブラウン:昨日の岩隈もそうだったけど、ラズナーも味方の援護をなかなか受けることができなかったけど、一年間我慢強く投げたと思うので評価しているよ。よくやってくれたと思う。