2010.09.19 SUN
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9/19 マリーンズ戦レポート

楽天イーグルスは、本拠地でマリーンズとの4連戦の2日目。
昨夜のサヨナラ勝ちの勢いをそのままに連勝を飾りたいイーグルスは、1点差で迎えた9回裏、ランナー2人置いて、高須が逆転サヨナラ3ランホームランを放ち、連夜の劇的勝利を飾る。

イーグルス先発のラズナーは、制球が定まらず、四球で塁を埋めタイムリーを許すなど、立ち上がりから苦しいピッチング。
しかし2点を取られた直後の1回裏、聖澤がマリーンズ先発吉見の初球をソロアーチで勢いをつけると、2回裏には牧田の犠牲フライで同点。
さらに3回には、負傷退場となった中村紀の代わりに出た宮出がタイムリー2ベースを放つなど、コンスタントにタイムリーが出て逆転に成功する。
しかし相変わらず制球に苦しむラズナーが4回表に捕まり、マリーンズ清田に逆転3ランホームランで逆転を許す。さらに5回にも福浦の犠牲フライで点差を2点に広げられる。

その後、高須のタイムリーで1点を返すものの、マリーンズの継投の前にあと1点が遠い展開に。

そして9回裏、内村が先頭打者でファウルで粘りながら、しぶとくレフト前に運び塁に出ると、聖澤が送って、渡辺直も内野安打で1死1,3塁とする。
バッターボックスには7回にタイムリーヒットを放った高須。
小林宏のフォークを掬い上げるように振り抜いた打球は真芯で捉え、レフトスタンドに飛び込むサヨナラ逆転3ランホームランとなる。
連夜のサヨナラ勝ちという劇的勝利で連勝を飾った。

ヒーローインタビュー 高須選手

記者:ナイスホームランでした。
高須:ありがとうございます!(大歓声)

記者:まずは今のお気持ちお願いします。
高須:とても嬉しいです!(大歓声)

記者:あの打席はどんな気持ちでバッターボックスに入りましたか?
高須:簡単に追い込まれたんで、何とかバットに当てようと思ったら、芯に当たってくれました。

記者:打った手ごたえはいかがでしたか?
高須:犠牲フライにはなるなと思っていたので、あまり行方は見て無かったんですけど、歓声で入ったと分かったんで嬉しかったです。

記者:今日はタイムリーも放ち、いい仕事を果たしましたね。
高須:そうですね、(ゲームの)最初の方不甲斐なかったんで何とかしてやろうと思いました。

記者:ここ数試合中々、打点がつかずもどかしい思いをされたと思いますが、それを一心する見事なホームランでした。
高須:今日は全員頑張ってたので、今日は勝ちたいと思ってやっていたのでよかったです。(大歓声)

記者:応援してくださったファンの皆様に一言お願いします。
高須:昨日といい、今日といい、皆さんの応援が僕達に力をくれています。今日はどうもありがとうございました!(大歓声)

マーティー・ブラウン監督 試合後会見コメント

■ブラウン監督
記者:連日のサヨナラ勝ちですね。
ブラウン:高須は疲労から最近不調だったんだけど、鉄平の怪我もあり今日は3番に据えた。元々勝負強い選手だし、相応しい選手が相応しいシチュエーションで打席に立ったということだよ。

記者:この何試合が粘り強さを感じます。
ブラウン:選手達はシーズンを通して諦めないで戦っている。諦めない選手達を揃えた球団も素晴らしいと思う。能力は他球団より勝ってないかもしれないが、気持ちでは負けていない。それが今日のような形になったと思う。

記者:劇的な勝利でしたが、オリックスが勝利を収めたため、今シーズンの最下位が決定してしまいました。
ブラウン:外国人選手の不調があり、それが他の選手に重圧となってしまったかもしれない。最下位になってしまったことが残念だが、選手たちの諦めない気持ちは来季へつながるだろう。

記者:残り試合をどのように戦いますか。
ブラウン:順位が確定してしまったけれど、忘れてはならないのは私たちには「意地」があるということだ。残り試合、意地を持って戦っていく。

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