試合情報

楽天イーグルスはファイターズとの3連戦を札幌ドームで行う。
その初戦、本拠地での2連勝の勢いをそのままに、投打でファイターズを圧倒し勝利で飾る。

イーグルス先発は永井。
際立ったピンチは、3回のみで、後は危なげないピッチングでファイターズ打線を4安打に抑え込み、今季初完封勝利を挙げる。
特にストレートが冴え渡り、球速こそ140ｋm行くかいかないかでも、球威のある“重いストレート”でフライに打ち取るピッチングで、2桁勝利にリーチを掛けた。

一方打線は序盤から連打で攻めたて、ファイターズ先発、ルーキーの中村を2回でＫＯさせる。
鉄平が5打数5安打と大暴れ、さらには山崎武、草野も猛打賞。
山崎武はさらに13試合ぶりとなる25号特大2ランを放つなど、投げてよし、打ってよしでチームは3連勝を飾る。

記者：今季初完封で9勝目、永井投手です。おめでとうございます。
永井：ありがとうございます！

記者：今日のピッチングを振り返っていただきたいのですが？
永井：残り少ないですが、僕らの試合はまだ終わっていないので、一戦一戦勝っていきたいと思います。

記者：ご自身連敗中ということで、今回のマウンドに向けて特別に切り替えた部分はあったのでしょうか？
永井：特に切り替えたところは無くて、ここまで1年間通して投げることが出来た自信がありますし、堂々と投げるだけと思ったので良かったです。

記者：これでファイターズからは3勝目ということですが、ファイターズ打線に対しては良いイメージを持っているのでしょうか？
永井：良いイメージというよりも自分自身の投球を心がけているので、それをやった結果、抑えられているだけです。

記者：自身2年連続の2桁勝利も見えてきました。そして最後までイーグルスらしい戦いを信じているファンのみなさんもいらっしゃると思います。メッセージをお願いします。
永井：僕らの試合はまだまだ続きます。最後まで全力でやりますので応援宜しくお願いします！

記者：今日のゲームを振り返っていかがでしたか？
ブラウン：まず永井が素晴らしいピッチングをしたね。また、打線も序盤から休むことなく打ち続け、永井を楽にしてくれた。いいゲームだったよ。

記者：永井投手のピッチングについて
ブラウン：立ち上がりからストレートを中心に両サイドに投げ分けられていた。ストレートは回を増すごとに威力が出てきたね。悪いときは変化球に頼りすぎるところがあるけど、今日はストレート中心のいいピッチングをしたよ。