試合情報

楽天イーグルスは本拠地で対バファローズ最終戦。
初回に4点を失うも、2本のホームランと要所を攻めたて、終わってみれば9-4の大勝で最終戦を締めくくる。

イーグルス先発はラズナー。
立ち上がりから不安定さを露呈し、四球とヒット、そしてバルディリスに3ランを浴び、初回から苦しい展開に。
しかし直後の1回裏に聖澤が先頭打者ホームランをレフトスタンドに叩き込む。
嫌なムードが漂う場面から一転“今日は行ける”という雰囲気を呼び寄せると、2回裏にもまたもや聖澤、そして内村が連続タイムリーで続き1点差に詰め寄る。
そして4回裏には、鉄平の犠牲フライ、草野のタイムリーヒットでついに逆転に成功。
するとラズナーも、勝利投手の権利が掛かった5回をきっちり3人で抑える。
6回表もなんとか無失点で抑えると、その裏に四球で1人置いて鉄平が9号2ランでバファローズを引き離すと、後は片山、青山、小山と“3mountain”の継投リレーで、反撃を許さず連勝を飾る。

今シーズン大きく負け越していたバファローズに最後の3連戦を勝ち越して、連勝という形で一矢報いた。

■草野選手
記者：同点となった後の2アウト1,3塁の場面でしたがどんな気持ちで打席に入りましたか？
草野：えー雨の中、ありがとうございます。はい。そういう気持ちで立ちました。

記者：あの打球は線の真上に落ちましたね。
草野：ラッキーでしたね。たまたま運がよかったのもありますし、前の打者達がね、一生懸命繋いでくれたんで何とかしたいなという気持ちで打席に入ったんですけども、いい仕事が出来たのかなって思います。

記者：ラズナー投手も踏ん張りました。
草野：初回だけでね、後は危なげないピッチングで、なんとかしてあげたいという気持ちで僕らもやっていたんで、よくこの二人(鉄平、渡辺)が打ってくれたと思います。

記者：チームは17安打です。
草野：僕は1本しか打ってないですけどね。(笑)まあでも、残り試合少ないですけども、一生懸命がんばってやりたいと思いますので、勝ちたいと思います。


■鉄平選手
記者：試合を決定付ける2ランホームラン、感触いかがでしたか？
鉄平：感触は、完璧でした。

記者：ベンチではなんと声をかけられましたか？
鉄平：ナイスバッティングと声をかけられましたね。

記者：先日受けた死球の影響はいかがですか？
鉄平：はい、全くなんともありません。

記者：今日は4安打3打点の活躍でしたが。
鉄平：毎日長いことやってますんでね、こういう日もないとやってられないって感じですけどね。打ててよかったですね。

■渡辺直
記者：3安打2得点の活躍です。振り返っていかがでしょうか。
渡辺：うれしいです。

記者：シングル、2ベース、3ベースでしたけれども。
渡辺：ホームランは望めないんで、上出来だと思います。

記者：このところ、試合に出られなくて悔しい気持ちもあったと思いますが。
渡辺：試合に出たときは思いっきりハッスルする気持ちでやってますんで、今日はよかったと思います。

記者：イーグルスを代表する野手3人のお立ち台、いかがでしょう。
渡辺：いつかこの3人でお立ち台に立ちたいと思っていたのですごくうれしいです。

記者：「ほんとにー」と言う声がありましたが？
渡辺：はい、本当です。


記者：最後にファンにメッセージをお願いします。
渡辺：応援してくれるファンのみなさんのためにがんばります。これからも応援宜しくお願いします！(場内歓声)
鉄平：こんな雨の日の試合でも一生懸命応援してくれるファンの皆さんがいてこその僕達なんでこれからも一生懸命がんばります。
草野：まだまだがんばりますので、熱いご声援宜しくお願いします！ありがとうございました！

記者：初回に4点を許しましたが、聖澤選手の先頭打者ホームランをきっかけに今日は打線がつながりましたね。
ブラウン：リードするまで攻撃陣の一人ひとりが自分のやるべきことをやり、休みなく打ってくれたね。

記者：残り試合のテーマでもある、若い選手が結果を残しましたね。
ブラウン：枡田や西村、内村はプレー機会が増えている。また、この時点で選手達は諦めずにハードにプレーをしている。集中力も欠かさずにプレーしている点は満足しているよ。

記者：3連戦のカードに勝ち越しました。
ブラウン：今年、相性が悪かったオリックスと最後にこういう形で締めくくれたのは良かった。ローテーションの関連で金子とかが出てこなかったけれど、イーグルスらしい野球が出来て良かった。