試合情報

楽天イーグルスは敵地・ヤフードームでホークスと3連戦。
2試合連続完封負けを喫した3戦目は、このところ大事なところで当たりがなかったクリーンナップにタイムリーが出て、逆転勝利を収めた。

先発は松崎。
立ち上がりこそ上々のデキで、ホークス打線を封じ込めるも4回、小久保にツーベースを許すと、その後の松中に一発を浴び先制を許す。
本塁打で先制される、昨日までの2試合と同じパターンかと嫌なムードが漂うも、その直後の5回表に、押し出しでようやくヤフードームのスコアボードに、「１」が刻まれる。
1点を追うイーグルスは5回裏、ヒットと四球で2死1,3塁となる場面で、ブラウン監督が動き松崎を諦める。2番手に木谷を送り、迎え打つオーティズをライトフライに打ち取り後続を断つ。

ホークスは自慢のSBM48の攝津を投入し、1点差を逃げ切る策に出るもこれが裏目に出る。
7回、先頭打者・聖澤がヒットで出塁すると、送った直後の鉄平が同点タイムリー、そしてルイーズの勝ち越しタイムリー、さらには嶋にもタイムリーが飛び出し、この回攝津から3点をもぎ取りノックアウト。
9回にも山崎武がタイムリーツーベースを放ち、このところ当たりのなかった3番、4番、5番全員からタイムリーが出て快勝。
5回途中からマウンドに上がった木谷に、今季初勝利のおまけがついて、明日からのホーム3連戦を迎える。

記者：今日のヒーローはルイーズ選手です。
ルイーズ：アリガトウ！

記者：7回のチャンス。鉄平選手のタイムリーで同点に追いついた直後、どんな気持ちでバッターボックスに入りましたか？
ルイーズ：打席に入ったときは思い切って打っていこうという気持ちで入って、とにかく逆転の1点。思いっきりやっていこうと思いました。

記者：打球はレフト線、良いところを抜けていきましたね。
ルイーズ：引っ張ったようなフォームでしたが、これからもどんどん打っていきたいです。

記者：先週末の西武戦サヨナラヒットも出ました。ここのところ勝負強いバッティングが出来てるのではないでしょうか？
ルイーズ：調子があまり上がってませんが、今後も一生懸命練習してこのような結果が出てくれれば良いと思います。

記者：チームの連敗3でストップしました。そして残り17試合。イーグルスの躍進を期待している方も多いかと思います。メッセージをお願いします。
ルイーズ：ここの2試合連敗しましたが、今日勝てて本当に嬉しかったです。ファンの皆さん、今日は来てくれてありがとうございました。また仙台にも応援にきてください！お願いします！

記者：終盤みごとな逆転勝利でしたね。
ブラウン：攝津投手は疲れなのか、あまり球がきていないように感じられたけど、こういった終盤での逆転がなかなかできていなかったので、非常にいい攻撃ができたよ。

記者：先発の松崎投手について、いかがでしたか？
ブラウン：松崎は期待以上の投球をしてくれたよ。ファームでもあまり球数を投げていないにも関わらず、それ以上の球数を投げてくれたし、チームに勝てるチャンスを与えてくれた。ストレートを中心に変化球を混ぜるといった非常にシンプルな投球でマウンドでは堂々と投げていた。とてもよかったよ。