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2010.06.02 WED
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6/2 タイガース戦 レポート

楽天イーグルスはリードを守りきれず敗戦、連勝ストップ。

先発・永井は3回、四球などでピンチを招くと平野・マートンに連続タイムリーを許して2点を先制された。永井は毎回のようにランナーを背負って苦しむも6回を投げて2失点と粘投した。

打線は2点を先制された3回裏に中村紀のタイムリーで1点を返す。5回に高須のタイムリーで同点とすると7回には鉄平のタイムリー2ベースで逆転に成功する。しかし、9回からマウンドに上がった守護神・川岸が踏ん張りきれず5失点と崩れて敗れた。

マーティー・ブラウン監督 試合終了後記者会見

記者:9回はまさかの展開になってしまいました。
ブラウン:川岸は今まで左打者に苦しんできたけど、今シーズンは良い仕事をしてきている。9回裏は左打者からはじまる展開だったけど、川岸を送り出すことに迷いはなかった。先頭打者に与えた四球で流れを作ってしまったね。でも、今日は得点圏に走者を置いてあと1本のタイムリーが出るか出ないかというところが勝負を分ける展開だったので、負けたのは川岸だけのせいではないよ。

記者:今日は勝ちパターンとして、打つべき手は打ったということですか?
ブラウン:1点差でクローザーに繋いだのだから、皆が役目を果たして最高の継投が出来たと思う。その中での結果なので仕方がない。片山もプレッシャーがかかる場面で結果を残してくれたことは、チームにとっても大きいことだよ。

記者:永井投手はいかがでしたか?
ブラウン:永井は球威、コントロールともに良かった。それでも、どうしても球数が増えてしまうイニングが出来てしまう。四球が続いて失点に繋がってしまったことは、良いピッチングをした中での課題だ。

記者:7回は素晴らしい展開でしたね。
ブラウン:この回は先頭の渡辺直人がしっかり四球を選んで流れを作り、良い形で攻撃をすることができたね。

記者:守りの面では聖澤選手、中村紀選手など良いプレーが見られましたね。
ブラウン:聖澤は広い守備範囲で再三チームを助けてくれてるし、中村もイージーな打球から難しい打球まで本当によく処理してくれていると思うし、守備での貢献も大きいよ。

記者:交流戦でパ・リーグが結果を残している理由をどう思いますか?
ブラウン:正直、分かりません。パ・リーグは良い先発投手が揃っていて、セ・リーグはリリーフ投手にパワー系の良い選手が多い。野球はどうしても先発投手の役割が大きいからアドバンテージがあるのかもしれないけど、こればかりは断言できない。リードされた展開で良いリリーフ投手が出てきたら、逆転をすることはなかなか難しいからね。

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