試合情報

楽天イーグルスは中盤に逆転を許して連勝ならず。

先発はルーキｰ･戸村。3回まではパーフェクトピッチングで安定した立ち上がりを披露した。5回に打線が2死から聖澤･高須の四球などで2死1･2塁とすると、鉄平･中村紀の連続タイムリーで2点、続く山崎武の3ランで3点、この回一挙5点を先制した。
しかしその裏、初勝利を期待される戸村が打ち込まれる。横浜の打者10人の猛攻と守備の乱れから同点とされる。戸村はこの回1/3を投げて降板。救援陣にマウンドを託すも、踏ん張り切れなかった。
7回には村田のタイムリーで逆転、さらに9回にはソロホームランを放たれ2点差とされた。
9回には代打･フィリップスと中村紀の安打で同点のランナーを出すも後続が倒れて試合終了。ホームで接戦を落とした。

記者：試合のポイントとなった6回を振り返ってください。
ブラウン：まず、戸村は前回の登板より良いピッチングをしてくれたので、プラスにとらえたい。
6回は、5点取ったあとの先頭打者を四球で出してしまったことが、大量失点に繋がってしまった。
リリーフ陣も投入したが、流れを止めることができなかった。

記者：戸村選手の交代のタイミングはいかがですか。
ブラウン：戸村は5回まで球数も少なかったし、代えるつもりはなかった。連打を浴びてしまったけど、あそこを乗り切っていくことも先発投手の義務だと思う。

記者：スタミナ不足ですか？
ブラウン：たしかに75-85球あたりで球速ではなく、コントロールが失われていく傾向はあるね。でも、戸村は若い選手で期待もしているので、スタミナ不足だからといって代えていては成長がない。次に繋げて欲しいし、何とか乗り切れるように気持ちで投げて欲しい。

記者：片山投手が好リリーフを見せていますが、いかがですか。
ブラウン：片山は気持ちが強い選手だし、辛島の調子がまずまずの中でブルペンに片山がいることは非常に心強いね。

記者：明日、切り替えるためにどうしますか。
ブラウン：攻撃陣は山崎や中村、フィリップスなど調子が上向きなので明日に繋がると思う。
リリーフ陣は、今日は仕事が出来なかったが、気持ちを切り替えて戦っていきたい。