試合情報

楽天イーグルスは、エース･岩隈の今季初完投勝利で連敗脱出。

岩隈は初回、オーティズの6号2ランで先制を許すも2回以降は立ち直り、緩急のある投球でホークス打線を翻弄した。
中盤以降は毎回のように安打を許すも粘りのピッチングで要所を締めた。

打線は2点を追いかける3回に憲史の安打、聖澤の四球、渡辺直人の安打などで2死満塁とし、高須のピッチャー強襲のタイムリー内野安打で同点に追いついた。さらに4回には、嶋の勝ち越しタイムリー・高須のタイムリー2ベースなどでホークス先発･藤岡をたたみこみ一挙5点を奪った。9回にも相手のミスの隙をつき1点を追加し突き放した。

記者：今シーズン初完投勝利をあげました2勝目岩隈投手です。
ナイスピッチングでした。
岩隈：ありがとうございます。

記者：今シーズン初の完投勝利ですが、ご自身で振り返っていかがでしょうか？
岩隈：そうですね、チームの流れを止めたいという気持ちもありましたし、中継陣もたくさん投げていたので、自分が完投するつもりで狙っていました。

記者：今日のゲームを振り返って、初回先制を許してしまいましたが、そのあと変化球を低めに集めて、岩隈投手らしい打たせて取るピッチングができたんではないでしょうか？
岩隈：初回だけバタバタしてしまいましたけど、それ以降は自分のピッチングもすごく良くできましたし、今日は一番良いバランスで投げれたと思います。

記者：味方の援護も大きかったんじゃないでしょうか？
岩隈：すごい打ってくれたんで、楽になりました。

記者：チームが4連敗という中だったのですが、どんな思いでマウンドに上ったのでしょうか？
岩隈：連敗ストップを思って投げましたし、これで流れを変えたいと思いました。

記者：その思いが完投につながったんですね？
岩隈：そうですね。良かったと思います。

記者：エースで連敗もストップしましたし、チームも乗ってきたいところですね？
岩隈：明日は田中ですし、また次ぎ勝って、どんどん行きたいと思っています。

記者：エースで連敗が止まりました。
ブラウン：初回に2点を取られてしまったけれど、その後本当に良いピッチングをして、その良いピッチングが良い守備を生んだし、良い攻撃を生んだ。嶋と良いコンビネーションだったね。

記者：9回はどのような決断で岩隈投手をマウンドに送り出したのでしょうか?
ブラウン：球数も多くなかったし、あまり難しい決断ではなかった。

記者：7回のピンチは鉄平選手がナイスキャッチでした。また、鉄平選手が今日は6番に入りました。
ブラウン：あれは本当にナイスキャッチだった。試合の流れを引き寄せた。
彼は左でも、右でも関係なく打つ事ができるし、6番に鉄平がいると打線に厚みがあるように思う。

記者：明日は田中投手で連勝で行きたいですね。
ブラウン：西武に3連敗したので、何としてでもこのカード勝ち越したい。