2010.04.02 FRI
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4/2 ホークス戦 レポート

楽天イーグルスはホークスのエース杉内を攻略して打ち勝った。

楽天は初回、2死から高須の安打と連続死球で満塁とすると、中村紀が走者一掃のタイムリーツーベースを放ち3点を先制。同点とされた3回には中村紀が今季1号2ランを放ち勝ち越しに成功。序盤でホークスの杉内をねじ伏せた。なお中村紀はKスタ宮城で初本塁打を記録。1点差とされた8回には高須の犠飛、山崎の2点タイムリーツーベースで突き放した。

先発の藤原は4失点ながらも打線の援護にも恵まれ逆転を許さず。最終回にモリーヨが制球を乱し2点差まで詰め寄られたが事なきを得た。藤原が今季初登板で初勝利をマーク。

中村 紀洋選手 ヒーローインタビュー

記者:この二人がお立ち台に立つのは初めてです。
5打点猛打賞の活躍中村紀洋選手、2打点猛打賞の山崎武選手です。

記者:まず、中村紀選手から話を伺いましょう。ナイスバッティングでした。
中村紀:ありがとうございます。

記者:まず、なんといってもKスタでの初めてのホームランでしたがいかがでしょうか。
中村紀:去年一本でも打ちたかったけど、本当に辛い思いをしました。
今年はなんとか皆さんの声援にこたえられるようにと思っています。

記者:振り返ってみると、まず初回満塁の場面でどんな気持ちで打席に立ったのでしょうか。
中村紀:若い藤原君が投げていたのでなんとか1点でも多く取って、楽に投げさせてあげようと思って打席に立ちました。

記者:同点にされた直後の2ランも大きかったですね。
中村紀:勝つためにやっているので。
こんな寒い中、数多くのファンの方に足を運んで頂いているので
今年は、去年以上の成績を残すためにも皆で力を合わせて頑張っています。
声援を宜しくお願いします。

記者:楽天に来て2年目、去年は故障などもありまして苦しんだことを思い出したのではないでしょうか?
中村紀:そうですね、ホームランを打った瞬間、やっと1本打てたなと…ほんとに嬉しかったです。

記者:今年の登場曲のように暴れん坊ぶりを発揮してくれますか?
中村紀:はい。精一杯頑張ります。応援宜しくお願いします。
(場内大歓声)

記者:ファンにメッセージをお願いします。
てっぺん皆でとりましょう。(場内大歓声)
頑張ります。


■中村紀洋選手試合終了後記者会見
記者:今日は大活躍でした。
中村紀:そうですね。若い藤原が先発と言う事で、何とか点を取ろうと最初の打席は初球から行きました。

記者:素晴らしいホームランでした。
中村紀:もう、去年はKスタ宮城では打てないと思っていましたけど、今日の一発でその考えは変わりましたね。

記者:杉内投手を打ち崩しました。
中村紀:エースを潰さないと、てっぺんを取れませんから。

記者:カード初戦を取ったのは大きいです。
中村紀:負けが込んでいますけど、和気藹々とみんなで力を合わせてやっていこうとしています。

記者:チームの雰囲気はいかがでしょうか?
中村紀:去年の自信と言うか、そう言うものをみんなが持ちながらプレーしていると感じますね。

山崎 武司選手 ヒーローインタビュー

記者:続いて山崎選手です!
まず、お立ち台に中村選手と一緒に立っています。今のお気持ちはいかがでしょう。
山崎武:年齢高いですね。
こうやって紀といっしょに立つことが一つの夢でしたので今年早々に立てて非常に嬉しいですね。

記者:そしてご自身はヒット2本出た後、8回に勝負を決めるタイムリーが出ました。どんな気持ちで臨んだんでしょう。
山崎武:開幕から再三チャンスに打てなかったですから。
この東北のように寒いバッティングばかりしましたので、なんとかあそこで打ちたいなと思いバッターボックスに立ったのですが、ここ最近ずっと監督にアドバイスをもらって、バッティングのことをいろいろ話していて少しできたかなと思います。
いよいよ春がきたかなと思います。

記者:まだ仙台には桜は咲きませんが山崎さんのバッティングは今何分咲きでしょうか。
山崎武:五分ですね。まだね。

記者:あと満開にするためにはほしいのは、一発ですかね。
山崎武:今年でないかもしれないな。
それぐらい自身がないんですけど今日は3本打てましたし、今度は紀といっしょにホームランを打ってまたお立ち台にあがりたいです。
おとっつぁんコンビ頑張りたいと思います。


記者:チームとしましては、カードの頭を初めて取りました。乗っていけるのではないでしょうか。
山崎武:そうですね。試合やってきましたけど1点差で惜しいゲームばっかりになっていましたから、あとは今日皆さんやきもきしたと思いますけど、モリーヨ。
なんとか僕が早く日本に慣れさせて、いい仕事ができるよう頑張らせますので、
期待してください。 宜しくお願いします。

記者:それではもう一言この寒い中、応援に来てくれたファンの方にメッセージをお願いします。
山崎武:寒い中、本当にありがとうございます。
また明日はお昼なのでもう少し暖かいと思います。
ぜひ応援にきてください。三連勝狙います。

マーティ・ブラウン監督 試合終了後記者会見

記者:今日の試合を振り返っていかがですか?
ブラウン:中村紀がいい活躍をしてくれた。初回のタイムリー二塁打、そして勝ち越しのホームランと、よくやってくれたね。

記者:中村紀洋選手は5打点の活躍で、Kスタ宮城では初ホームランでした。
ブラウン:春季キャンプで本人と話したよ。中村紀には2年前、日本シリーズでのMVPを取った時のイメージがあるんだ。
チャンスに強い選手なんだけど、昨シーズンは自分自身でやろうとしすぎていたんだ。今年は落ち着いてプレーができているので、2年前の姿と重なるね。

記者:山崎武司選手も猛打賞とベテラン2選手がいい活躍を見せてくれたことについてどう思いますか。
ブラウン:2人がチームの勝利に貢献してくれることは大きいよ。
山崎も不調の時は責任を感じて、自分を責めるタイプだから、今日のような活躍は本当に嬉しいね。

記者:監督は2人とそれぞれ話をしたりするのですか?
ブラウン:常に声を掛けているよ。この2人は、いろいろな経験を積んできているから話すのがとても楽しいんだ。

記者:今日は杉内投手を攻略するなど、明日につながる勝利でしたね。
ブラウン:今日はよく打線がつながったけど、杉内が良い投手であることは十分に分かったので、今後もしっかりとした対応していく必要があるね。

記者:今日の藤原投手はいかがでしたか?
ブラウン:2-3というカウントが多かったので球数が増えて、スタミナが切れたという感じだね。
それでも、強い球を投げ続けてくれたので、ある程度の計算をできるピッチャーだよ。

記者:最後はもっとスムーズに終わりたかったですか?
ブラウン:そうありたかったけどね。こういった経験をするから私の髪の毛がどんどん白くなるんだ(笑)
モリーヨは徐々に良くなってきてはいるけど、まだしっかりストライクゾーンに投げ込むことが出来ないので、佐藤投手コーチと連携して改善してもらうよ。
小山はいい仕事をしてくれたね。ストライクゾーンで勝負できていたし、彼が抑えた2イニングは勇気を与えてくれたよ。

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