試合情報

楽天イーグルスが球団初のシーズン勝ち越しを決め、2位ホークスとのゲーム差を再び0.5とした。なお、ライオンズが敗れ、クライマックスシリーズ進出マジックは「3」。

1点を追う楽天は5回、挟殺プレーでのエラーで同点に追いつくと、中村真のタイムリーで勝ち越し。さらに、渡辺直の2点タイムリーツーベース、レフト・オーティズのエラー、山崎武の犠飛など、打者10人を送る攻撃で一挙6点のビッグイニング。

先発・永井は、4回に松田のソロで先制を許すも、粘り強く低めに集めて今季6度目の完投で12勝目をマークした。

記者：今日の完投で12勝目です。ナイスピッチングでした！
永井：ありがとうございます！

記者：今日は重要な一戦でした。どういう気持ちでマウンドに上がりましたか？
永井：Kスタ宮城でしばらく勝っていなかったので、『絶対勝つぞ！』という気持ちでした。

記者：序盤から危なげないピッチングでした。どんなことを注意しながら投げたのですか？
永井：今日は先頭バッターを出さないように、ピンチを大きくしないようにという気持ちで投げました。

記者：一番良かった点はどういったところでしょう？
永井：気持ちが出たのが良かったです！

記者：ライバル・ホークスとの一戦。かなり緊張感もあったんじゃないですか？
永井：ぜひ2位になって、このKスタ宮城でクライマックスシリーズをやりたいので、明日も応援に来てください！

記者：27日に25歳の誕生日を迎えましたね。25歳になっての初のマウンド・勝利です！（大歓声）
永井：ありがとうございます！

記者：勝利の味はいかがですか？
永井：やっぱり最高です！

記者：お次は見事な2点タイムリーを放った渡辺直人選手です！ ダメ押しの2点になりました。大きかったですね。
渡辺直：ありがとうございます！

記者：1点を勝ち越した直後の場面、どんな気持ちで立ったんですか？
渡辺直：序盤チャンスを作りながらもなかなか点にならなかったので、この回は絶対還すぞという気持ちでいました。

記者：昨日は敗れましたが、今日の勝利は大きかったのではないでしょうか？
渡辺直：昨日のことは忘れて、今日勝って、また明日も勝つという気持ちでいます！

記者：連日、緊張感のあるこのソフトバンクとの攻防戦。気持ちはどうですか？
渡辺直：ものすごく楽しく野球が出来ています。

記者：明日も重要な一戦となると思いますが、意気込みをお願いします！
渡辺直：今日のことは忘れて、また明日絶対勝つという意気込みで迎えたいと思います。

記者：最後にファンの皆さんにひと言お願いします！
渡辺直：絶対、Kスタ宮城でクライマックスシリーズをやりたいと思います。応援よろしくお願いします！（大歓声）
永井：今日はありがとうございました！ （渡辺）直人さんと一緒で、このKスタ宮城でクライマックスシリーズをやりたいので、また明日も応援に来てください。ありがとうございました！（大歓声）

記者：序盤はミスが目立つ試合でした。
野村：（ウン、ウンと無言で頷く。報道陣は爆笑）

記者：5回は見事な連打でした。
野村：1イニングづつ大きなミスが3回続いた。鳴りを潜めていた中村（真人）が本領を発揮したな。ああいうことやってると、ゴツンと先制点を取られる。

本来は嫌な展開だけど、よく逆転勝ちしてくれました。1イニングの大量得点が多いよな。団体競技で大事な繋がりが出来てきた。だから野球が上手くいく。

記者：打順が線になってきましたね。
野村：「順」だったものが、わりあい「線」になってきたね。

記者：永井投手はこれで対ソフトバンク戦5勝目です。
野村：相性もあるかもしれないけど、今、ウチの投手陣の中で一番安定しているんじゃないの？

記者：2死四球を与えましたが、大崩れしませんでした。
野村：彼の試合は「ながーい」だったのが、「みじかーい」になったな。名前も変えなきゃな。

記者：昨日、嫌な負け方をした分、大きな1勝ですね。
野村：昨日は嫌な負けだったけど・・・昨日のことはいいや。刺激するなよ。愚痴とボヤキしかない（報道陣・笑）。

記者：これで、ソフトバンクと再び0.5ゲーム差です。
野村：2位と3位では大きく変わらないけど、クライマックスシリーズを考えた時、2位だと仙台でやれる。何とか仙台で出来るように、ファンにはお世話になっているので、恩返しがしたい。

記者：明日、明後日勝てば、クライマックスシリーズでも影響するのでは。
野村：この4連戦は2つ勝てれば御の字ですよ。残り試合がウチの方が多いからね。とりあえずは4つ負けないで済んだ。そういう意味で今日の1勝は大きい。もう一つ勝てば、2位のチャンスも見えてくる。2人のエースがもうちょっと投げてくれればね。エースが試合を壊しては話にならんよ。キャッチャーも悪いけど。