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2009.09.11 FRI
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9/11 ホークス戦 レポート

楽天イーグルスは土壇場の大逆転勝利で5連勝。

2点を追う楽天は9回、小坂の送りバントが敵失を誘い1点を返すと、渡辺直がタイムリーを放ち同点に追いつく。さらに2死満塁とホークスの守護神・馬原を攻め、鉄平がプロ初の満塁ホームランを叩き込み、この回一挙6点を奪った。

先発の田中は、6度先頭打者を出塁させる苦しい内容。終盤に立て続けに失点して勝ち越しを許したが、味方の援護で13勝目が転がり込んだ。

鉄平選手 ヒーローインタビュー

インタビューを受ける鉄平選手

記者:決勝となる、満塁ホームランを放ちました、鉄平選手です。
鉄平:ありがとうございます。

記者:ナイスホームランでしたね。
鉄平:完璧でした。

記者:今の気持ち、お聞かせ下さい。
鉄平:いやーよく勝てたなと言う感じですね。正直なところ。

記者:満塁の場面、打席にはどんな気持ちで向かったのでしょう。
鉄平:(渡辺)直人さんが同点タイムリーを打ってくれて、ここで自分が打てなくても、10時まででも、11時まででも付き合えばいいかなという感じで立ちました。
変な力みが無く入れました。

記者:カウント1-3からでした。
鉄平:よく球を見極めて、1-3になったんで、ボール球だけには手を出さないように、真っ直ぐに絞っていきました。

記者:打った瞬間の手ごたえは?
鉄平:打った瞬間入ったと思いました。

記者:初の満塁ホームランなんですよね。
鉄平:そうですね。えー、はい。そうですね。

記者:感触はいかがですか。今とても落ち着いているように見えるのですが。
鉄平:いつもこうなんですよ。いつか振り返った時に実感が湧いてくるかもしれないです。

記者:打線が粘り強いですね。
鉄平:終盤負けてても、なんとか繋ごうという意識で、みなさん力を合わせてやっているなという感じでいいんじゃないでしょうか。

記者:2位ホークスとの直接対決、初戦をモノにしましたね。
鉄平:田中でしたし、こちら側としましては落とせない試合でしたので、ホントに勝ててよかったです。

記者:クライマックス、1歩近づきましたね。
鉄平:まー、1歩は近づきましたね。

記者:鉄平選手自身好調ですね。
鉄平:首位打者というのはよくわかんないですけど、終わった時にそういうことになっていればいいなとは思います。

記者:明日以降も活躍期待します。
鉄平:はい、頑張ります。

田中将大選手 試合終了後記者会見

試合後の田中投手

記者:今日は凄い試合でした。
田中:チームとして大きい1勝だったと思いますし、こういうところを勝てたのは大きい。

記者:鉄平選手のホームランはベンチで見ていましたか?
田中:鳥肌立ちました。

記者:チームも連勝で来ていたので、自分もその勢いで行きたいという思いがあったマウンドだったと思いますが。
田中:もちろんそれはありましたけど、きょうは相手がソフトバンクという事で首位を狙っているチームで、僕らも2位を狙っているチームという事で、そう簡単には行かないとは思っていましたけど、その中で自分の力が出せれば良いなと思ってマウンドに上がりました。

記者:苦しんだ中にも粘りの投球が出来たように見えましたが。
田中:う~ん、でも粘りきれなかったところの方が印象に残っています。そういう気持ちの方が強いですね。

記者:先頭打者を出してしまったところが何度かあり、そこも悔やまれるところですね。
田中:先頭バッターを切ろうという気持ちは自分の中に凄くありましたし、先頭打者を出せば相手がイケイケになってくるのは分かっていたので、そこが反省点です。

野村克也監督 試合後記者会見

(入りながら)勝った! 勝った~!
(座りながら)よう勝てたね。きょうは。何だかみな忘れちゃったよ。9回の裏で全部忘れちゃったぞ。

記者:ツキは福岡にもありましたね?
野村:ツキ? やっぱりツキか? 実力じゃないの?

記者:9回のバントの場面ではツキが…。
野村:きょうは実力じゃないの?(笑)随分いい当たりが正面に行ったよ。やっぱり勝ちに不思議な勝ちだな。どう考えても。

おい! ウチのストッパーどうした? ストップウォッチばっかりおるな。情けないな。4点もあってよ。何ビビってんの? フォークを見られるだろ。福盛って言えばフォークだから向こうはマークするだろ。キャッチャーが勇気がないんだよ。で、フォークはボール、ボールになって真っ直ぐいってゴーン!って打たれて…。いや実はあの真っ直ぐはオレが真っ直ぐいけ!って行かせたんだけど(笑)。

オーロラビジョン観たら甘いわ。インコースやや真ん中。そこへ放るならこっち(内角)に放って欲しい。4点取ってなんで佐藤(コーチ)は福盛行きましょうって。マー君でいいじゃん。そんな。ちゃう? オレもフンフンフンフン(うなずいて)って言っちゃった(笑)。しょうもない、とんでもない監督やなホンマに。

記者:きょうの田中投手は苦しんでいましたね。
野村:うん。良くなかったね。このところずっと悪い。バランスかな? コントロールが良くないだろ。ってことは裏を返せばバランスの取れたフォームで投げてないってことだ。

記者:田中投手は先頭打者をたくさん出してしまいました。
野村:そう。いいところに気がついたね。7回投げてよ(実際は8回)6回先頭バッター出してるんだろ? よく観てるね。オレだけかと思ったけど。よく先頭バッター6回も出して、1点か2点で収まってるよね。まあ2点目のあれ、セギノールのところは余計な1点だわい。ファーストゴロやん。困ったもんだな。

記者:9回はそのセギノール選手のヒットがきっかけでした。
野村:ピンチヒッターやな。守らせられない。

記者:鉄平選手の満塁ホームランは見事でした。
野村:ほ~。あそこね。満塁でしょ? ちらっと押し出しがチラついたんだけど、橋上(ヘッドコーチ)が待たせますか? 打たせますか? って。待たせるか? いいや行け!って。良かった(笑)。やっぱりね攻撃は引いちゃイカンわ。押すとこはどんどん押さないとね。イケイケどんどんで。まして、同点になったとこだからね。あそこが1点差なら待たす手もあるだろうけどね。同点に追いついたからイケイケですよ。

24年も監督やっていてこんな常識がわからないんだから…ヘボ監督の域を脱しないよ。WBCの監督に選ばれないのがようわかるな。人は見てるよ。

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