試合情報

楽天イーグルスは投打がかみ合い3連勝。完投の永井が自身初の2ケタ勝利を達成。

楽天は初回、連続四球などで2死1･3塁とすると、憲史が3ランを放ち先制。2回にも小坂の犠飛で1点を追加。制球の定まらないバファローズ先発・近藤を序盤で攻略。2点差とされた終盤の8回には、鉄平の犠飛で突き放した。

先発の永井は、変化球の制球よく5回まで無失点。6回にカブレラに2ランを浴びるも、終盤はヒットを許さず140球の完投。自身初の2ケタ勝利を挙げた。

記者：今日のヒーローは完投で10勝目を挙げた永井怜投手です！ おめでとうございます。(場内歓声)
永井：ありがとうございます！

記者：プロ入り初の2ケタ勝利、お気持ちをお聞かせ下さい。
永井：正直言って結構嬉しいです。今まで勝ち星にこだわってこなかったので、10勝ということで、1つの区切りとなり嬉しいです。

記者：10勝目を飾った今日の試合、ご自身ではいかがですか。
永井：変化球と真っ直ぐのコンビネーションが良かったと思います。

記者：6回にカブレラ選手に2ランを許しましたが、その後をしっかり抑えたのも大きかったですよね。
永井：ホームランバッターの前でフォアボールを出してしまったんで、ああいうところを、次の登板に生かしていきたいです。

記者：岩隈投手、田中投手に次いで、チーム3人目の2ケタ勝利投手が誕生しましたね！(場内歓声)
永井：岩隈さんと田中に続いて、もっとチームに勝ちを持ってこられるように頑張りたいです。

記者：永井投手の頑張りで、クライマックスシリーズも近づいてくると思います。
永井：全部勝つつもりで投げています！ 他のピッチャーも同じだと思うので、頑張ります。

記者：最後にこれからの意気込みをお願いします！
永井：きょうはどうもありがとうございました！ （カード）3連勝して、福岡に乗り込みたいと思います！ これからも応援宜しくお願いします！

記者：10勝目に到達しました。
永井：今年3年目で、ずっと使ってもらってきましたけど、その中で10勝できた事は大きいです。

記者：「壁」を越えたと言う感覚でしょうか？
永井：いや、「壁」と言うよりは、試合を作る事だけ考えてやってきて、チームが乗れるような投球を考えて投げてきました。「壁」とかは全然考えた事はなくて、7～8勝目の頃に若干そんなような時もありましたけど・・・。別に、特別「壁」とは思いませんでしたね。

記者：今日は低めにスライダーとか、真っ直ぐもそうですけど、しっかり決まっていたように見えましたけど。
永井：そうですね、最近真っ直ぐがあんまり良くないんで、何とかカーブ、スライダーを使って組み立てようと思っていました。

記者：今年良くなった部分って改めてどこなんでしょうか？
永井：一つは、一つの球種で悪くても、別の球種で補える投球が身に付いたと言ったところでしょうか。

記者：カブレラに打たれた球も良い球だったように見えますが。
永井：その球じゃなくて、その前の一球で決め切れなかったので。

そのままズルズル行ったら良くないので、パッと切り替えようと思いました。

野村:(入ってきて)今日のヒーロー誰?
記者:永井です

野村:永井?永井ね…もう1人は?
記者:1人です

野村:今日のヒーローはね、バッティングコーチ。憲史を起用したところに。
なにを思って憲史にしたのか…あの3ランは効いたわい。

記者:見事な先制パンチ
野村:う～ん。今日は何も言うことないな。言葉が出てこない。
さあ、帰ってミナミ行くか?新地行くか?うん?北がいいか、南がいいか…

記者:監督はどちらが?
野村:大阪の銀座は北だ。新宿が南。そんなこと言ったら怒られるな。なんのインタビューや?使えないよ。

記者:今日の永井はいかがでしたか?
野村:永井?まあ、良かったんじゃない?彼にすりゃ。カブレラのホームランが気に食わないけど。バックスクリーン馬鹿でかいトコに。その前の阿部。ここのクリーンナップは外国人が3人並ぶでしょ。だから1･2番は抑えないと。だからあそこで阿部を歩かせたでしょ。あれがイカン。彼を攻めるんならね。キャッチャーにも怒ってるんだよ。決めて真ん中のサイン出すぐらいじゃなきゃダメだって。そういう脇役も主役もコースコース要求して。完璧主義もいいけど、状況を良く考えろって。4点勝っているのに…。ああいうフォアボールは余計だ。

記者:7回の追加点は大きい
野村:7回の１点が効いたね。4対2じゃ危ない。7回の1点が効いた。

記者:永井は最後まで行かせる予定だった?
野村:永井に限らず先発した人はみんな完投してもらう。それが理想というか…どの監督もそうじゃないの?