試合情報

楽天イーグルスは、中村真の劇的なサヨナラ打で連敗を4で止めた。

楽天は2点を追う4回、宮出の犠飛で1点差に迫る。続く5回には1死1･2塁からセギノールがタイムリーを放ち、試合を振り出しに戻す。投げては、2番手以降の佐竹、小山、福盛がピンチを踏ん張り、ファイターズに勝ち越しを許さず。

試合が決したのは9回。楽天が2死からセギノールの四球をきっかけに満塁とすると、代打・中村真がセンターへタイムリーを放ち、今季4度目のサヨナラ勝利。4位ライオンズとのゲーム差を3に広げた。

記者：Kスタ宮城の皆さん、劇的なサヨナラタイムリーを放った中村真人選手です。おめでとうございます!!!（大歓声）
中村真：ありがとうございます！

記者：痺れる展開でしたけれども、あの打席、ご本人はいかがでしたでしょうか？
中村真：緊張せずに良い気持ちで、打席に入れたと思います。

記者：2アウト満塁という状況の中で、どういう気持ちで、どういう球をバッターボックスで待っていたのでしょうか？
中村真：白いボールをバットに当てようと思いました（笑）。

記者：打った瞬間センターがバックする姿はどういう風に見えましたか？
中村真：糸井が知り合いなもので「追うなや、糸井！」と思っていました（笑）。

記者：チームが4連敗という苦しい状況の中で、このような劇的な勝ち方ができました。今後にとっても大きいのでは？
中村真：そうですね。連敗を止める一打が打てたことが一番嬉しいです！

記者：きょう、4位の西武が敗れました。ゲーム差も広がっています。ただ3位では終わらないですよね？
中村真：上を狙って、2位、優勝と狙って行きたいです!!（大歓声）

記者：土曜日、日曜日と2万人近いファンの方がKスタ宮城に来てくれました。その中でのヒーローです！
中村真：最高ですね！(大歓声)
皆さんの想いが（伝わり）、こういう風にリラックスしたというか、気持ちが高ぶったというか…。後押しをいただきました！

記者：打った瞬間、仲間からの手荒い歓迎も受けました。
中村真：キャラがキャラなんで…（苦笑）。でも嬉しかったです！

記者：チームは残り30試合を切りました。これからもっと、もっと、痺れる展開があると思います。力強い決意をお願いします！
中村真：一戦一戦、集中して気を抜かず頑張りたいと思います。皆さんの声援が必要なので、応援に来てください！ お願いします！（大歓声）

記者：中村真人選手が期待に応えてくれましたね。
野村：期待・・・（笑）。普通の外野フライだろ。

今日は攻撃面でアンラッキーが続いて、ツイてないなと思っていたんだ。逆に守りではツイてたけどね。ファインプレーがあったり、良い当たりが正面にいったり。

今日一つ勝てて良かったね。首の皮一枚つながったっていうのか？ こういうの。

記者：ピッチャーの継投も上手くいきましたね。
野村：8・9回のところは福盛か川岸で迷ったんだ。左の田中賢から始まるから、川岸はどうかなと。ピッチングコーチの決断で勝負しましょうと。

記者：長谷部投手が登板した試合は4連勝ですね。
野村：そうなんだよ（笑）。不敗神話が生きてたな。毎試合先発させるか？ 何かあるね。

記者：そういうものは大事にしたいですか？
野村：大事にしないとね。でも、まだ運頼りのチームなんだ。早く実力をつけて欲しいよ。