試合情報

楽天イーグルスは6連勝を飾り、約2ヶ月ぶりの貯金1。3位をガッチリと死守した。

田中が立ち上がりをもたつき初回に1点を失うも、直後に山崎武のタイムリーで同点とした楽天。続く2回には内村のスクイズで勝ち越しに成功。さらに3回には山崎武の28号2ランでリードを広げた。

ところが6回、田中が坂口にまさかの一発を浴びると、7回には暴投で失点。1点差に迫られるも、続く有銘、川岸がピンチをしのいだ。その後、楽天が草野のタイムリーで再び突き放した。田中が自己タイ記録となる11勝目、最終回を締めた福盛が4セーブ目。

記者：まずは山崎武さん、今日は3打点の活躍、お見事でした！
山崎武：ありがとうございます！（場内大歓声）

記者：初回、1点を追いかける場面ですぐさま取り返しました。
山崎武：田中が初回モタモタしてましたので（場内爆笑）、なんとか同点に追いつきたいなと思って打ったらヒットだったので、そっから田中が頑張ってくれましたね。

記者：そして2打席目は28号の2ランホームラン。打った感触はいかがでしたか？
山崎武：どうかなと思ったのですが、走りながら「行ってくれ！」と言ったらホームランになってくれたので、非常に嬉しいです！

記者：これで28号ということで30本も見えてきたのでは？
山崎武：8月中になんとか30本打ちたいなと思っているのですが、まぁ相手があることなので･･･早いうちに決めたいなと思います。

記者：そして何より、チームがこれで6連勝です！
山崎武：本当にチームの状態も良いですし、ベンチも大盛り上がりなので、連勝を伸ばしていきたいです！（場内大歓声）

記者：続いて、見事に11勝目を挙げた田中投手です！ おめでとうございます！
田中：ありがとうございます！

記者：まず今日のご自身のピッチングを振り返ってみていかがですか？
田中：全然ダメでした…。

記者：どういうところが悪かったですか？
田中：全部ダメで･･･。本当にみなさんに助けていただいて、ファンのみなさんの声援のおかげで今日は抑えることができました。

記者：そんな中でも粘りのピッチングで、チームを勝利に導きました。そのことについてはいかがでしょう？
田中：苦しいピッチングにはなりましたが、とにかくこの時期は結果が大事なので、なんとか連勝を止めなくて良かったなと思います。

記者：クライマックスシリーズ進出がかかった試合、プレッシャーの中での投球ですが、どういう気持ちだったでしょうか？
田中：これから試合数が減っていくと、もっとプレッシャーがかかってくると思います。今日はそういうことも頭に入れながら投げたのですが、このようなピッチングをしてしまったので･･･次また頑張ります！

記者：今日の11勝目が一昨年の自己最多勝利に並んだのですが、次は自己新の12勝目がかかります。
田中：通過点ですので、あまり意識することはありませんが、次も「勝つ！」という気持ちを大事に投げたいと思います！（場内大歓声）

記者：そして最後に山崎武選手、これでチームは貯金生活に入りましたが、明日勝つとチーム記録の7連勝にも並びます。明日への意気込みをお願いします！
山崎武：借金生活からやっと貯金ができたので、また借金にならないように頑張ります。みなさんの応援があってこそだと思いますので、是非みなさん応援してください！ 宜しくお願いします！

野村：しんどいなー。どうして、すんなりポンポンといかないのかね？
　　
記者：2回、スクイズで勝ち越しに成功し、すんなりいく試合の流れだったと思うのですが。
野村：マー君だからすんなりいって欲しいわな。楽はさせてくれない。突発性ノーコン病だ。急にストライクが入らなくなるんだもん。投手族は独特の不可解な動物だな（笑）。

記者：それでも何とかリリーフのピッチャーが抑えました。
野村：今日あたりはスイスイと完投しなくちゃ駄目だよ。ダメ押し点を取れないのはイカンけど。ダメ押しがあれば、もう少しマー君も楽になったかな？

記者：8回はピンチを凌いだ後に、貴重な1点を取りましたね。
野村：草野のタイムリーは効いたね。あれがなければ、9回どうなるかと思ったよ。リンデンさんは何であんな気楽な場面で三振するかね？ ただ、何も考えないでイケイケの場面なのにね。

記者：これで6連勝ですね。
野村：おっ！ 6連勝？ そら、いかんな。しっぺ返しが怖い（笑）。

記者：これで、7月の連敗を取り返しましたね。
野村：取り返した？ 明日から（ローテーションの）谷間だろ？