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2009.08.15 SAT
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8/15 マリーンズ戦 レポート

今季初先発の木谷が6回1失点の好投でプロ初勝利。楽天イーグルスは2カード連続の勝ち越しを決めた。

楽天は初回、1死から渡辺の安打、敵失で1・3塁とすると、山崎武がライトフェンス直撃の2点タイムリーツーベースを放ち先制。1点差とされた3回には内野ゴロの間に追加点。5回にはリンデンの2点タイムリーで突き放した。

今季初先発の木谷は、序盤こそ走者を背負うピッチングも、4回以降は走者を許さず6回を投げ切りバトンタッチ。失策がらみの1失点にとどめた。その後楽天は、川岸、福盛とつないで危なげなく逃げ切った。

ヒーローインタビュー

お立ち台の3人

■木谷寿巳投手 ヒーローインタビュー
記者:今日はプロ初勝利の木谷投手、それから勝利の継投リレー、川岸投手と福盛投手です!
まずは木谷投手。初勝利おめでとうございます。初めてのお立ち台、いかがですか?
木谷:入団してから4年目なんですが、ホント長い日々で・・・。最高の気分です!

記者:きょうは3ヶ月ぶりの1軍のマウンド、そして先発でしたが、どんな気持ちでマウンドに立ちましたか?
木谷:いま4位という立場にいるので、少しでもチームに貢献できるようにという気持ちで向かいました。

記者:序盤はピンチもありましたが、後半しっかり立て直しました。マウンドではどんなことを考えていましたか?
木谷:一球一球、大事に投げようと思ってました。

記者:結果、6回自責ゼロ。この内容いかがでしょう?
木谷:一球一球、大事にいったから、ついてきたものだと思ってます。

記者:そしてウィニングボールは受け取りましたか? どうしましょう?
木谷:今日親が来てくれているんで・・・(場内大歓声)
いろいろ迷惑を掛けているので、親にあげようと思っています。


■川岸強投手 ヒーローインタビュー
記者:お次は2イニングをしっかり抑えた川岸投手です! 木谷投手の初勝利もかかった試合でした。どんな気持ちでマウンドへあがりましたか?
川岸:木谷の初勝利っていうのは正直、頭になかったんですけど(笑)、自分が投げるので精一杯だったので、与えられたポジションをしっかりやろうと思っていました。

記者:今季ここまで6試合投げて、防御率0.00です。
川岸:長い間ケガで迷惑掛けていたので、この調子で残りの試合を取り戻せるように頑張ります。

記者:これからも川岸投手が投げれば勝つ、とファンは信じていいでしょうか?
川岸:頑張ります!!


■福盛和男投手 ヒーローインタビュー
記者:4点のリードはありましたが、最終回のマウンド、どのような気持ちで上がりましたか?
福盛:昨日の打順と同じ(井口選手から)だったので、なんとかしっかり抑えたいと思って投げました。

記者:昨日はドキっとする場面もありましたが、今夜はピシャっと3人で抑えました!
福盛:いや、あのー、木谷の初勝利もかかっていたし、とにかく一所懸命投げました!

記者:西武が負けましたので、3位と1.5ゲーム差です! ファンの皆様にひと言お願いします。
福盛:楽天は勝つだけなので、明日もしっかり勝って、西武に負けてもらって0.5ゲーム差になればいいなと思います。


記者:それでは最後、木谷投手にご両親、そしてファンの皆様に向かってメッセージをお願いします!
木谷:いままで4年間、心配ばかり掛けていたので、やっとホッとさせてあげられるかなと思います。
いま4位なので3位に入れるよう、少しでも力になるように頑張ります。応援よろしくお願いします!

木谷寿巳選手 試合後記者会見

ウイニングボールを手にする木谷

記者:初勝利おめでとうございます。今日の試合を振返っていかがでしょうか?
木谷:調子はあまり良くなかったんですが、何とか抑える事ができました。自分の歳で勝っていないのもどうかと思っていたんで、ホッとしています。

記者:序盤はピンチを迎える場面もありました。
木谷:詰め方があまり良くなかったですが、何とか切り抜ける事ができました。

記者:「松坂世代」最後の初勝利となりました。
木谷:そうですね、それはずっと言われていて、それはイカンなって思っていたんで、だいぶホッとしています(笑)。

記者:今後の抱負をお願いします。
木谷:チームが良い位置にいるので、それに貢献できるように、またシーズン最後までココ(一軍)にいられるように頑張ります。

野村克也監督 試合後記者会見

記者:木谷投手がプロ初勝利です。
野村:プロ初勝利か? へぇ。今日、一番忙しかったところはどこだと思う?

記者:・・・。
野村:ブルペンだよ。ランナー出す度に準備して大変だよ。

記者:木谷投手は、5、6回は3人で抑えましたが、評価的にはどうですか。
野村:まだ、これからだな。まぁ、木谷には投げやすい試合展開が出来たな。

記者:川岸-福盛の継投も定着してきましたね。
野村:AGFは崩れたけど・・・味の素に怒られちゃうな(笑)。

記者:これで2カード連続勝ち越しで、西武とのゲーム差も1.5になりました。
野村:・・・。あっ、そう。これといった感想はないけど。

まだまだチーム作りの段階で、Aクラスや優勝を狙うには足りない部分があるよな。そういう心境で毎日やってるよ。いつも言ってるけど、無形の力がどれだけつくかだよ。そういうことができると、チームは機能するようになる。

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