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2009.07.09 THU
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7/9 マリーンズ戦 レポート

ファンに勝利の報告!

楽天イーグルスは投打が噛み合いマリーンズに快勝。連敗を8で止めた。

両チーム無得点で迎えた6回、楽天は2死1塁から中村紀のツーベースで待望の先制点を挙げる。続く7回には鉄平の2点タイムリースリーベース、山崎武の2試合連続となる2ランでリードを広げた。8回にも満塁から鉄平に走者一掃となるタイムリースリーベースが飛び出し、試合を決定付けた。

先発・川井は毎回のように走者を許すも、要所を締めて5回まで無失点。6回に連打を浴びて降板するも、先発の役割を十分に果たした。その後、2番手の福盛が無死1・2塁のピンチをしのぐなど、2回をゼロ封。日本球界復帰後初勝利を挙げた。

ヒーローインタビュー

お立ち台の3人

■山崎武司選手 ヒーローインタビュー
記者:連敗が止まりましたね。
山崎:いつ以来ですか? 忘れましたねもう(笑)

記者:昨日は1500安打をメモリアルアーチで決めました、そして今日は1501本目もホームランという形になりました。
山崎:1500安打は勝って味わいたかったので、1日遅れにはなりましたが今日(勝てたので)味わいたいと思います。

記者:苦しい連敗中のなか、どういう気持ちで試合に臨みましたか。
山崎:これまでも惜しいゲームを落としていたので、今日も先制すればアメリカから帰ってきた福盛がなんとか抑えてくれると信じてましたので、それに託しました。ハイ。

記者:まだシーズンは半分です、ここから勝ち星を積み重ねてくれますよね。
山崎:そうですね、悪いことばかりじゃありませんし、とにかく明日からは連勝したいと思います。


■鉄平選手 ヒーローインタビュー
記者:続いて今日は2本のタイムリーで5打点の活躍、鉄平選手です。ナイスバッティングでした!
鉄平:ありがとうございます!

記者:まずは1本目のスリーベース、渡辺俊投手からライト線に持っていきました、あの打席を振り返って下さい。
鉄平:前の満塁の打席でダメだったので、ここはなんとかモノにしないと勝ちに繋がらないと思いましたので打てて良かったです。

記者:昨日もホームランがありましたし、打撃の調子は上向きなんじゃないですか。
鉄平:派手には打ててないですけど、調子自体は上向いていると思います。

記者:そして2本目のスリーベースも見事でした。
鉄平:ベンチで山田コーチが「あと3点くれ」と仰られて、ちょうど満塁だったので3人返すつもりで打席に立ちました。

記者:苦しい連敗中のなか、どういう気持ちで試合に臨みましたか。
鉄平:あのー、8連敗ですか。今日こんなに天気が悪くても応援してくれるファンのみなさんがいたので僕たちもみっともない姿をこれ以上見せられないと思い、強い気持ちで試合に臨みました。


■福盛和男選手 ヒーローインタビュー
記者:そして日本球界に帰ってきてくれました、福盛投手です!(場内大歓声)久しぶりにKスタ宮城のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
福盛:またここで投げることになりました。皆さんに認められるように頑張っていきたいと思います。

記者:6回ランナー2塁・1塁のピンチ、あの場面はどんな気持ちだったんですか。
福盛:昨日ふがいないピッチングをしてしまいましたので、今日はしっかり抑えて流れを作りたいと思って投げました。

記者:ボール自体もストレートあるいはフォークがよく決まって、投げる度に調子がどんどん上がっているように見えるのですがいかがでしょうか。
福盛:まだ2試合なので、明日からもしっかり投げていきたいと思います。

記者:今日は白星もつきました。
福盛:野村監督の74歳の誕生日後に初勝利ということなので良かったです、ハイ。

記者:改めて楽天イーグルスファンにメッセージをお願いします。
福盛:明日からも連勝して皆さんに認めてもらえるよう頑張りたいと思います!

福盛和男選手 試合終了後記者会見

ファンの声援に応える福盛

記者:6回のピンチの場面からの登板でしたが、どのような気持ちでマウンドに向かったのでしょうか?
福盛:昨日失敗していたのに、あそこの場面で使ってくれると言う事は期待してくれていると言う事なので、絶対に抑えてやろうと思っていました。

記者:昨日、今日と福盛選手がマウンドに行くと凄い歓声でした。
福盛:久しぶりに声援をもらったんで(笑)、凄く励みになりました。

記者:中継ぎですが、今後は抑えの方に?
福盛:1試合、1試合をしっかりと投げて、自分のポジションを確立していきたいと思います。

記者:久しぶりにチームに戻ってきて、雰囲気はいかがですか?
福盛:まぁ、僕が一軍に来た時は連敗中だったので、当然良くは無いですが(笑)。これから勝って良い方向にいけば良いですね。

記者:野村監督の誕生日後初勝利です。
福盛:戻ってきた時に監督とは色々とありましたけど、こうやって誕生日後の初勝利をあげられた事で「縁」を感じています。

野村克也監督 試合後記者会見

監督と福盛

野村:野球は意外性のスポーツです! 意外の連続。

長いトンネルだ。悪い予感は当たりますな。
良い事もあれば、悪い事もある。誕生日、祝ってもらわなきゃ良かった。しっぺ返しがきた。大きな代償だよ。誕生日以来、初めて勝ったんだろ? 申し訳ないよ。

今日の先発は川井か? ここが意外だ。3回持ってくれればと思ってたけど、5回まで持った。(6回は)欲を出した。大松に打たれたところでスパッと継投にした。運よく打たれなかったけど、一つ間違えれば大変だった。あそこは大きなポイントだ。ついてる。ラッキー!

記者:福盛投手は見事な火消しの役割を果たしました。
野村:見事か? 危なかったよ。たまたま(打球が)良いところに飛んだだけ。ラッキーです。

昨日、何球投げたんだ? もう1イニング行かそうと思ったんだけど、自分からギブアップしたんだよ。意外だよな。久々の登板で緊張したのかな?

記者:今日は8回を上手く切り抜けました。
野村:魔の8回! あそこを繰り抜けたけど、少しずれて9回になった。明日から(9回を)気をつけなきゃ。

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