2009.05.31 SUN
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5/31 カープ戦 レポート

楽天イーグルスは追い上げ及ばず、パ・リーグ3位に後退。

エース岩隈が序盤に捕まる。3回1死から石原に四球を許すなどで1・2塁とされると、梵にタイムリーを浴びて1点を失う。さらに1・3塁のピンチで岩隈が1塁へけん制悪送球。この回2点を献上した。続く4回には2死満塁から、石井に押し出し四球、梵に2点タイムリーを許して計5失点。岩隈は「今日は言える事が何もありません」と口をつぐんだ。

打線は、6回にカープ大竹の連続無失点記録を43回で止める、山崎武の8号ソロで反撃の狼煙。さらに7、8回には草野の2打席連続タイムリーで1点差としたが、反撃もここまで。5月4度目の連敗でパ・リーグ3位に後退した。

野村克也監督 試合後記者会見

記者:エースが2試合連続で5失点の内容となってしまいました。
野村:色んな考え方があるのでしょうが、エースで負けると堪えるよ。1対0の負け方なら仕方がないけど、前半に5失点はちょっとお粗末過ぎる。

記者:今季最短の4回で降板させました。
野村:今日はあれ以上に投げさせる必要がないだろ。

記者:今日は相手が無失点を続けている大竹投手ということで1点に重みがあったと思うのですが?
野村:それよりも、状況に合った野球が出来てないんだよ。今日は小さなミスがたくさん出たよな。小坂の暴走。あれはコーチの指示が勘違いしていた。相手は助かったかもしれないが、俺は堪えた。反撃のムードが断たれたからね。

お粗末なフライの譲り合いもあったな。状況に合わせたバッテイングも出来ていない。初回、無死1・2塁で草野の場面でいけなければ、まだ弱者だよ。

相手の心理の裏をかくとか、油断を突くとか、いつも無形の力と言ってるけど、それが出来ないのは寂しい。まだ優勝を狙うには未完成だ。

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