5/2 バファローズ戦 レポート
楽天イーグルスは投打が噛み合い、バファローズに快勝。4連勝で貯金を6とした。
楽天は初回、2四球で1死1・2塁とすると、4番山崎武の2点タイムリーツーベースで先制。さらに、鉄平のタイムリースリーベース、高須のタイムリーで一挙5点を奪った。続く2回にも、中村真、草野が連続タイムリーを浴びせ、バファローズ小松を序盤でノックアウトした。
先発の岩隈は、5回までに8安打を許すなど制球に苦しんだ。さらに、終盤にはローズに2ランを許すなどで計3失点。佐藤投手コーチが「いつ代えるか考え中」と、本調子とは程遠い内容だったが、粘りのピッチングで自身3勝目を引き寄せた。
山崎武司選手 ヒーローインタビュー
記者:先制のタイムリー、おめでとうございます。
山崎:ありがとうございます!
やっと春がきましたね、僕に。やっとボールにバットが当たるようになってきました。1ヵ月かかりました、すいません(笑)
記者:その間は早出特打ちもされていましたが。
山崎:なんといってもチームが調子がいいので、なんとか乗り遅れないようにと焦っていましたが、やっとチームに溶け込んだかなといった感じです。
記者:これでチームも4連勝で首位キープです、もう野村監督が仰る「春の珍事」は当てはまらなくなってきましたね!
山崎:はい、強いチームの勝ち方になってきました。ピッチャーは岩隈・田中だけじゃなく永井も調子いいですしチーム全体も調子がいいのでこのまま突っ走りたいなと思います!
岩隈久志投手 ヒーローインタビュー
記者:3勝目をあげました岩隈投手です、おめでとうございます。
岩隈:ありがとうございます!
記者:2万を超えるお客様の前での白星はいかがですか?
岩隈:白星は嬉しいんですけども、ピッチング自体がピリッとしなくて本当にすいませんでした。
記者:ランナーを出してからは岩隈投手らしい要所を締めるピッチングでした。
岩隈:粘り強くというのは意識していたのですが、もったいない1発を浴びてしまったのをしっかり反省したいなと思います。
記者:今シーズン初めて100球を越える投球となりましたが、感覚はどうでしたか?
岩隈:まずまずの感じで、今日は完投をしようという気持ちでいたんですけど・・・。
山崎:ホントかよ!オイ~(場内爆笑)
岩隈:次、完投したいと思います!
野村克也監督 試合後記者会見
野村:今日も出ました、集中攻撃! あれだけだったな(笑)。
記者:2試合連続で素晴らしい攻撃を見せました。
野村:楽な展開だったね。2回で7-0なら、これ以上はないよ。
記者:先発の岩隈投手に関しては?
野村:今日は悪かったね。どうしたんだろう?
記者:そんな中でも今季最多となる115球を投げました。
野村:うん。野球は7回以降が大事なんだけどね。
記者:両リーグ通じて、15勝一番乗りです。
野村:少ないな。まだ随分あるね。あと60勝! マジック60か(笑)。かなり遠いな。先は長い。1日1日、1試合1試合と積み重ねていくしかないね。
記者:これで4連勝、貯金も球団最多の6に並びました。
野村:俺が6つ貯金したの? 少ないね、やっぱり(笑)。
記者:明日も勝利ですね?
野村:そう簡単にはいかないでしょう。相手も3つ負けるわけにはいかないはず。まあとにかく、今日は打つ方が良かったね。