2009.04.22 WED
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4/22 マリーンズ戦 レポート

お立ち台の二人

田中が今季2度目の完封で、開幕から3連続完投勝利を達成。

先発の田中は立ち上がりから安定感のあるピッチングで、3回までマリーンズ打線を無安打に抑える。
楽天打線もマリーンズ先発の渡辺俊を打ちあぐね、試合は終盤まで白熱した投手戦となった。

田中は4回に初安打を許すも、落ち着いて後続を断つ。さらに6回には2死1・3塁とこの日唯一のピンチを招くが、4番井口との13球に渡る勝負を制し、この回もスコアボードに「0」を刻む。

すると打線が奮起し、7回2死2・3塁から女房役の嶋がしぶとく2点タイムリーを放ち先制。その後も田中は球威が衰えず、マリーンズ打線を力でねじ伏せシャットアウト。早くも3勝目をマークした。

田中将大選手 ヒーローインタビュー

ウイニングラン(田中)

記者:今日のピッチングを振り返っていかがですか?
田中:テンポ良く投げられたし、途中、足踏みをしたけど、0点に抑えられて良かったです。

記者:6回のピンチでは井口選手を迎え、13球と粘られました。
田中:気持ちで負けないように。いい当たりをされましたが、結果抑えることができたので良かったです。

記者:7回、嶋選手のタイムリーは、どんな気持ちでしたか?
田中:嶋さんにはリード面でも引っ張っていただきましたし、決勝タイムリーもあり、本当にありがたいです!

記者:ウイニングボールをまた監督に渡せましたね。
田中:今まで直接、渡せているので、あとは先輩たちに任せます!

記者:3連続完投勝利です。
田中:1イニングづつ積み重ねていった結果で、完投・完封は意識していませんでした。この気持ちを忘れず、1イニングづつ投げていきたいです。

嶋基宏選手 ヒーローインタビュー

ウイニングラン(嶋)

記者:7回の場面は、どんな気持ちで打席に向かいましたか?
嶋:そうですね、今日の将大なら1点あれば大丈夫だと。1点あれば完封してくれると思っていたので。

記者:打球が抜けた瞬間は?
嶋:言葉が出ませんでした。

記者:リードでは田中投手の完封を導きました。
嶋:皆さんもご覧になって分かる通り、WBCで一皮も二皮も剥けてきましたので、将大に期待してください。

記者:田中投手にかける言葉は何かありますか?
嶋:シーズンは始まったばかりなので、故障だけには気をつけて、元気に一年頑張っていこうと、声をかけます。

記者:最後のファンへのメッセージをお願いします!
嶋:今年は必ず優勝します! 毎日、毎日、球場に足を運んでください! 今日はありがとうございました!

記者:では、田中投手!
田中:えー、何もオチはありませんが(笑)、今日もたくさんの応援が力になりました。嶋さんも言いましたが、毎日、球場へ足を運んで楽天イーグルスへ声援をよろしくお願いします!!

野村克也監督 試合後記者会見

田中を出迎える野村監督

記者:田中投手が見事なピッチングでした。
野村:今日のマー君のピッチングを見れば、1点取れば十分だと思っていたよ。

記者:女房役の嶋選手もタイムリーを放ちました。
野村:言うこと聞いてくれるね、あの子は。一・二塁間をなぜか空けているんだよ。嶋は狙っていたね。隙をつくのは勝負の鉄則だから。

記者:ナイスゲームでしたよね。
野村:理想的な完封だよ。球数も少ないしね。岩隈とマー君では負けられないよ。今や本当にエース格。言うことなし。

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