試合情報

楽天イーグルスは先発全員安打13得点と打線が爆発。3連勝で単独5位に浮上した。

初回、セギノールの3試合連続となる12号2ランで先制した楽天は、続く2回に猛攻。1死満塁から、中村、内村の連続タイムリー、さらにリックの12号3ランなど打者11人を送り、この回一挙8点を奪い試合を決めた。

先発の田中は打たせて取る投球で、バファローズ打線を1安打に封じる。大量リードで6回に降板するも、9勝目をマーク。2年連続2ケタ勝利に王手を掛けた。

なお、バファローズが敗れ、M1としていたライオンズが4年ぶり21度目のリーグ制覇を決めた。

記者：4打点の大活躍。先制ホームランの感触は？
セギノール：感触は良かったよ。良い形で2点を先制するホームランになったので良かったよ！　今日は慣れない寒さの中でファンの声援が温かく感じたよ！

記者：3試合連続のHR。好調の要因は？
セギノール：いい練習ができていること、打ちやすいボールを見逃さずに打っていることかな。ファンの皆さんが楽しんでくれてたら嬉しいよ！

記者：チームもこれで3連勝。ファンへのメッセージをお願いします。
セギノール：（日本語で）ヤレバデキル！

記者：今日のピッチングを振り返っていかがですか？
田中：序盤に大量点を取ってもらったので、リズムよく投げることを心掛けました。

記者：自身3連勝です。
田中：周りの皆さんに助けてもらっている部分が大きいので、感謝してます。

記者：北京五輪が終わってから、良いところはどんなところですか？
田中：フォームのバランスを意識しながらやっているところだと思います。

記者：目標の二ケタ勝利まであと1勝です。
田中：そうですね、そこは意識しているので、次も勝てるよう、今日のようなピッチングができれば良いと思います！

■田中将大投手試合後記者会見
記者：序盤より大量のリードをもらって、楽に投げる事ができたのではないでしょうか？
田中：そうですね。早い回で点を取ってもらえたんで、楽な気持ちで投げる事ができました。今日はゴロを打たせてアウトを取れていたので、そこが良かったですね。

記者：何か掴みかけているように見えますが、いかがでしょうか？
田中：うん、そうですね。フォームとかに関しては徐々に意識していた事ができるようになってきている。もっともっとできるようにしたいと思います。

記者：下半身の使い方はいかがでしょうか？
田中：掴みかけているものはあります。

記者：傍から見ていて、今年は「大人の投球」をしているように見えますが。
田中：そう言うピッチングも良いんですが、自分はまだまだ若いですし(笑)、思いっきり行きたいと思います。

記者：残り試合への意気込みをお願いします。
田中：去年の11勝と言う勝ち数は意識したものではなかったのですが、今年はあえて二桁と言う数字を意識していましたし、それに向けて何とか残り試合勝てるように全力でいきたいと思います。

記者：負ける気がしないようなゲームでしたね。
野村：そんなことはないよ。ここ３試合は上手く展開しているね。

記者：５、６月ごろのかみ合った状態が戻ってきましたね。
野村：こういう時期が早く（来て欲しかった）ね。７月の連敗が響いたね。去年も７月だった。２年連続で７月は鬼門だ。

記者：田中投手に関しては？
野村：まあ、安心感はあったね。

記者：ひとつの壁を越えたという感じでしょうか？
野村：そうだね。来年につながるという印象は受けたね。テンポ、バランス、コントロール……。安定感が伝わった。本人がこういった感覚を覚えていって真のエースに成長して欲しいね。

記者：打線の方も２回で10得点しました。
野村：言うことなし！　ランナーためてゴーン！　13点入っても残塁なしでしょ。

記者：残り11試合ですが……。
野村：油断大敵、勝って兜の緒を締めよ。昔の人は言ったね。１試合１試合ベストを尽くす。結果がすべてだよ。