2008.09.23 TUE
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9/23 ライオンズ戦 レポート

楽天は意地の大逆転劇で、昨日に続きライオンズの胴上げを阻止。

先発は初の2ケタ勝利を狙う朝井。朝井は7回途中まで粘りの投球で、勝ち投手の権利を手にしたまま降板。打線も8回にセギノールが2ランを放ち、ライオンズを突き放した。

しかし、8回に2つのエラーから救援陣が崩れ、細川の犠飛、片岡のタイムリーで1点差とされると、さらに2死満塁から後藤に走者一掃となるタイムリー2ベースを浴びて、この回5点を失い逆転を許す。

ところが、9回にライオンズ守護神グラマンが失策から制球を乱し、代打・藤井の押し出し四球で1点差。続く満塁の好機にフェルナンデスがバックスクリーンへグランドスラムを叩き込み、土壇場で逆転に成功した。

野村監督 試合後コメント

野村:弾丸ライナーでセンター一直線。あんな当たりが満塁ホームランなんて。

記者:(フェルナンデス選手の満塁ホームランは)気持ちの面が大きいのでしょうか。
野村:勝負事は、当然気持ち。精神が大いに左右する。

記者:朝井投手が踏ん張りました。
野村:朝井はどう点数をつけるべきか・・・。立ち上がりつまづいて、そのまま持ちこたえる。交替する決心がつかないうちに、スイスイ行った。

記者:最後、西武の胴上げを見る覚悟までいきましたか。
野村:ギブアップしていた。サードがエラーをしたところから、「もしかしたら」という気持ちが出てきた。本当に野球は分らん。昔からそう言うけれど。

記者:こちらもエラーからの失点がありましたね。
野村:西武とはやりにくい。ホームランが打てて機動力があるというのは、我々は神経を使う。先発メンバーでスチール(できる選手)が6人くらいいる。おかわり君も走る。走らせると速いんだよ。

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