試合情報

エース・岩隈が7回1失点と好投、20勝目を快勝で飾った。

先発・岩隈は2回、先頭中村の安打、ブラゼルのタイムリーで1点を失うも、落ち着いた投球で次第に調子を上げた。終盤はグウィン-有銘-川岸と継投策が決まり反撃を許さず。

打線は2回、先頭打者セギノールのソロホームランで先制。その後5回まで両チーム得点を許さない均衡した展開も6回に楽天が均衡を破る。フェルナンデスがブラゼルのエラーで出塁するなど1死満塁とすると、高須のタイムリー、中島のショートゴロで2点勝ち越しに成功。7回には山崎武の2点タイムリーで2点追加、9回にもフェルナンデスのタイムリーで1点追加し勝負あり。

記者:岩隈投手、球団初の20勝です。
野村:うちは歴史が浅い。まだできて4年目でしょ？いい事だよ、しかし腕が丈夫であって欲しい。すぐ疲れる。ガラスのジョニー。今日は早かったな。84球でダメだったな。「球数制限のエース」だから。岩隈を攻略するのは簡単だ。1人5球ずつ投げさせれば、5回で交代だ。そうならないようにお願いします。

記者：岩隈が孤軍奮闘ですね。
野村：文句は言えないが、孤軍奮闘頑張ってくれた。岩隈に続くピッチャーがいないので、最下位にいる。補強は全部必要だけど、2、3人ピッチャーかな。先が見えてこないから。楽しみなピッチャーはまぁ、マー君くらいかな？どうなるのかね。責任は私が全部負う、ツライところだ。

記者：西武は優勝王手で盛り上がっていましたね。
野村：明日、胴上げあるのかな？
記者：可能性はありますね。
野村：オリックスは勝ったのか？胴上げも見てみたいね。目の前で選手たちが見て、どう思うのか、興味がある。感じ方は色々だ。今の楽天にはそう言うのも必要だ。目の前で見て悔しいか、どうか。「よし、来年は頑張るぞ！」と言う気持ちになってほしい。

記者：今日は岩隈選手はどこが痛いと言っていたのでしょうか？
野村：今日は肘、肩。今日は早かった。最低でも8回は行くと思った。今日はえらい早かったね。中5日と、たった1日でそんなに違うものなのかね。それを真似しているのがマー君。中5日でいかないんだ。楽な方が良いに決まっている。鈴木啓示がそうだったよ。絶対に無理をしない。本人がそう言っていたよ。

(岩隈は)よう頑張ったわい。今の、この時代に20勝とは大変な事。

記者：1人で貯金17作っています。
野村：それでなんで最下位なんだ(苦笑)

記者：今日、ソフトバンクが負けて、5位と1.5ゲーム差です。
野村：その辺の望みはあるのか？
記者：直接対決が6試合残っています。
野村：6つもあるのか？頑張ろうじゃないか！

記者：最後のソフトバンク戦に岩隈投手を投げさせるのでしょうか？
野村：彼は彼なりに計算があると思う。次も中5日で行くらしい。あと2回あるのか？中5日、中5日で行くとコーチに言っていた。そう言う計算は普通我々がやるんだけど、ここは選手がやっている。

記者：昔に例えるとどんなピッチャーでしょうか？
野村：いないなぁ。昔のエースで、岩隈に似たエースと言うのは。昔は真っ直ぐでグイグイ押して、三振を取るピッチャーばっかりだった。