2008.09.14 SUN
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9/14 ライオンズ戦 レポート

お立ち台の二人

楽天は終盤の粘りで逆転勝ち。Kスタ宮城では1カ月ぶりの勝利。

1点のビハインドで迎えた2回、楽天は山崎武の20号ソロで同点とし、さらに渡辺直のタイムリー、嶋のスクイズで逆転。

先発・木谷は勝利投手の権利を目前にした5回2死から、ブラゼルに同点タイムリーを許し降板。続く6回には2番手佐竹が、栗山にタイムリーを浴びて勝ち越しを許した。

その後、川岸、有銘がしのいで1点差のまま試合は終盤へ。楽天は8回、鉄平、代打・草野の安打などで2死2・3塁とライオンズの2番手・小野寺を攻め立てる。ここで代打・高須が2点タイムリーを放ち逆転に成功した。最終回はグウィンを投入し逃げ切った。

高須選手 ヒーローインタビュー

ファンと勝利の喜びを分かち合う高須

記者:先ほどもありましたが、大きな高須コールですね。
高須:ありがとうございます!

記者:8回、2死2・3塁の場面での登場でしたが、どんな気持ちで打席に向かいましたか?
高須:ココ最近、代打で結果が出てなかったので、無我夢中で振り切りました!

記者:今日の勝利は一ヶ月振りのKスタ宮城での勝利となりました。
高須:それは知らなかったのですが、本当に勝てて良かったです(笑)

記者:この勝利でのっていけそうですか?
高須:これを機に、良いキッカケにしたいですね。

記者:チームも乗っていけそうですね。
高須:皆で掴んだ勝利なので、乗っていきたいですね!

川岸選手 ヒーローインタビュー

笑顔でインタビューに答える川岸

記者:1点ビハインドの場面での登板。どんな気持ちでマウンドへ向かいましたか?
川岸:まだまだ(勝負の行方)分からなかったので、気持ちを出して野手の方が勢いが出るようにと思ってました。

記者:有銘投手、グウィン投手も最高のリリーフを見せてくれましたね。
川岸:皆で良い仕事が出来て良かったです。

記者:9/9にお子さんも誕生して、マウンドへ向かう気持ちも違ってくるのでは?
川岸:責任を感じるので本当に頑張らなきゃいけないですね!

記者:これで46試合目の登板。パパとしてのナイスピッチングも期待してます。
川岸:パパじゃなくても頑張りますが(笑)、まだまだ(クライマックスシリーズ進出の)可能性がある限り、諦めずに頑張ります!!

記者:残り20試合ですが、それぞれ意気込みをお願いします。
川岸:残り20試合、20勝0敗の可能性もありますから、僕らはそれを目指して頑張りますので応援よろしくお願いします!!

高須:20試合、皆さんの温かい声援が本当に僕らの力になります。これからも温かい声援をよろしくお願いします!!

野村監督 試合後コメント

高須を出迎える野村監督

野村:あ~、しんどいね。1位と6位の試合だ。勝つのは大変だね。

記者:仕事人が仕事をしましたね。
野村:久々だね、高須。

記者:渡辺選手がバント失敗で嫌なムードだったんですが。
野村:草野がよくつないだね。本当はそこで同点だったんだけど(笑)。

記者:代打がズバリ的中しました。
野村:高須や草野にしても、代打向きというわけではないけど、代打になれば仕事をするよね。草野は天才的な感じだしね。

記者:監督の中で、今日のヒーローを挙げるとすれば?
野村:もちろん高須なんだろうけど、全員野球じゃないの。お膳立ても良かったし、全員で(勝利を)勝ち取った。

記者:中継ぎ陣も粘り強く投球しました。
野村:継投も上手くいっていたね。川岸も安定したリリーフをしたし。あとはグウィンにつなぐという(方程式ができた)。

記者:グウィン投手も結果を出しています。
野村:慣れてきたようだね。でも、こっちが慣れるということは、相手も慣れてくるという事。これからだね。

記者:あらためて今日の試合は?
野村:野球の真髄のようなね、ゲームセットまでわからないという試合だった。

記者:ホームでは1カ月ぶりの勝利です。
野村:そんなに勝ってないか……。1カ月も遠征に出てたかな(笑)。

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