9/9 ホークス戦 レポート
岩隈が11安打を許すも、要所を締めて18勝目をマーク。チームは8/16以来の連勝。
両チーム無得点で迎えた4回、楽天はセギノール、山崎武、リックの3連続タイムリーを含む5連打で3点を先制。
岩隈は序盤から走者を許す苦しい投球。5回2死2塁から、多村にタイムリーを許して2点差とされる。その後も得点圏に走者を背負うも、低めに変化球を集めピンチを凌ぎ8回1失点。最終回はグウィンが締めて、逃げ切りに成功した。
岩隈投手 ヒーローインタビュー
記者:今日のヒーローは18勝目を挙げた岩隈投手です。ナイスピッチングでした。
岩隈:ありがとうございます。
記者:ヒット11本と、ランナーを出しましたが、粘り強いピッチングでした。
岩隈:そうですね。粘り強く投げることができて良かったです。
記者:ご自身のピッチングを振り返って、いかがでしたでしょうか。
岩隈:真っ直ぐが走ってましたし、フォークも落ちてました。中途半端な高さのボールを打たれたりしましたが、ここぞと言うところでしっかり投げることができました。
記者:味方も4回に3点をあげてくれましたね。
岩隈:そうですね。もらった点を守っていこうと、粘り強く投げることができて良かったです。
記者:クライマックスシリーズ進出へ、3位以内へ一つづつ勝っていくというところでしょうか。
岩隈:まだ、あきらめてはいないので、この3連戦でまずは1戦目がとれ、チームを勢い付けることができて良かったです。
記者:ホークスとは、残り試合、今日も入れて9試合です。一つ頭をとれて良かったのではないですか。
岩隈:ホント、大きかったですね。一戦一戦、とっていきたいです。クライマックスシリーズ目指して、頑張っていきたいです。
記者:ご自身も18勝目ということで、20勝も間近となりました。
岩隈:残り少ない試合数ですが、勝てるようなピッチングをしていきたいと思います。
野村監督 試合後コメント
野村:岩隈だから持ちこたえた。他のピッチャーならとっくにダメ。
記者:久々に連勝です。
野村:秋の珍事だ。
記者:岩隈投手は、18勝目です。
野村:一年ずっといい状態で過ごすのは大変だけど、あと二つ。何とか20勝頑張って欲しい。20勝は昔からピッチャーの勲章。この時代は非常に難しい。今は登板機会が少ない。今は15勝すれば、大エース。
記者:6回も8回もピンチがありましたが、しのぎました。
野村:あそこをしのいだところが、エースだ。普通はあそこで、バカバカッと打たれる。良いフォームだし、三振が取れる。
記者:今日はフォアボールが無かったですね。
野村:それは凄いね。欲を言えば、細かいコントロールが付けば、言うこと無し。無駄球で球数を増やしている。下位打線は見下して、3球で料理しないと。
記者:4回には、5連打で打線が繋がりました。
野村:鉄平に(ランナーを送りバントで)送らせておけば、もう1点取れたな。レギュラーで3年目なのに状況に応じたバッティングができない。試合中に説教したんだ。1球目にレフトフライでは、ムードを壊す。それが彼の最大の欠点だ。「ヒット多くして、得点少なし」というのは、ああいう野球をするからだ。「得点多くして、ヒット少なし」に変貌しないと。
記者:岩隈投手は、7回で100球を越えていました。
野村:まあ8回までもってくれた。頑張った。
記者:打ち取った当たりがヒットになることが多かったですね。
野村:アンラッキー。芯で捉えた打球はほとんどなかった。