試合情報

終盤にファイターズの救援陣を打ち崩し、延長戦勝利。楽天イーグルスの連敗は7でストップした。

先発の田中は6イニング12奪三振の力投も、稲葉の2ランなどで3失点。打線もグリンを打ちあぐね、7回まで無得点と厳しい戦い。

しかし8回、ファイターズ2番手の武田久を捕らえ、フェルナンデスの2ランで1点差とすると、続く山崎武がソロを放ち同点。

楽天は9回に高須の好守でサヨナラのピンチを脱すると、直後の10回に四球からチャンスを作り、中村が2点タイムリー2ベースを放ち勝負を決めた。1回1/3を無失点でしのいだグウィンが来日初勝利をマーク。

記者：今日のヒーローは見事に延長10回に決勝打を放った中村選手です。おめでとうございます。
中村：ありがとうございます。

記者：どんな気持ちで打席に入りましたか？
中村：そうですね。試合前、野村監督に「お前は天才系だから思い切っていけ！」と言われて、いつものバッティングをしようと思いました。５打席はダメだったんですけど、最後にうまく打ててよかったです。

記者：昨日はプロ入りホームラン、そして今日はスタメンでした。どんな気分ですか？
中村：緊張したというよりも、プレッシャーがありましたね。思い切っていこうと思っていました。打席に入る前に池山ｊコーチ、関川コーチに声をかけてもらって楽になりました。

記者：どんな言葉をかけられたのですか？
中村：思い切って行けと言われて、気分が楽になりました。得意球だけを待っていましたね。

記者：さきほどは、ベンチの中ではコーチや選手から握手攻めでしたね。
中村：初めての経験です。（高校で）甲子園に出場したときとはまた違う感じで、嬉しかったです。

記者：今日の１・２番はともに育成枠から上がった選手でしたね。
中村：（内村選手と）２人で実現したなって話していたんです。そして頑張ろうって励まし合いました。

記者：見事に結果が出ましたね。
中村：そうですね。とりあえずほっとしています。

記者：これで連敗を止めました。波に乗って行きたいですね。ファンの皆さんに一言、お願いします。
中村：今日の勝ちをきっかけに、連勝していきたいです！！

野村：勝利の女神は青函トンネルの先にいたな。遠いはずだよ。楽天イーグルスらしくない試合をすると勝てる。しんどいな。当たり前のことだが、余計な点をやらないことが大事。マー君の黒星は消えたね。神の子か・・・・・・。

試合は楽しんでやればいい。その日の試合を精一杯楽しんでやればいいんだよ。負けて暗くならないようにね。

記者：ミサイル２発で追いつきましたね。
野村：食欲が出てきたよ。気分良く、さわやかに。

記者：田中投手はいかがでしたか？
野村：ムダ球が多いかな。4回で90球、6回で120球。だから代えたけど、なんか運持ってるよね。ピンチで点を取られない。普通なら打たれて終わりだよ。