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2008.08.10 SUN
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8/10 ホークス戦 レポート

楽天はリリーフ陣が捕まるも、1点を守り抜きホークス戦の初戦を制した。

楽天は4回先頭リック、フェルナンデスの連続安打で無死一・二塁とすると、山崎武の3ランで先制。8回にもリックの二塁打などで1死三塁とすると、山崎武司の内野ゴロの間、さらに藤井のタイムリーで2点を追加した。

先発・岩隈は6回に1点を失うも後半戦初めてのマウンドで好投。
しかし8回からのリリーフ陣がイマイチの内容。5対1で迎えた9回には2死から安打、死球で一・二塁とされ、3連続タイムリーで3点を奪われ1点差に迫られる。2死満塁から木谷が抑えて辛勝した。

山崎武選手 ヒーローインタビュー

頭をかきながらヒーローインタビューの山崎武

記者: 今日のヒーローは、4打点の活躍の山崎武司選手です!まずは4回のホームランから振り返って頂きましょう。
山崎: そうですね、1塁、2塁にランナーがいたんで、最低でもランナー進塁させようと思っていました。チームも連敗していましたし、自分の調子もよくなかったんですけど、消極的に考えないように打席に立ちました。
打ったのはシンカーだったと思うんですけど、なんとかモヤモヤしている中でのホームランだったんで、まだまだかなとは思います。

記者: エース・岩隈投手の登板でした。
山崎: うちのエースは15勝もしてるんで、3点あればなんとかなると思ってましたけど、やはり簡単にはいかないですね・・・(苦笑)

記者: そして8回にも、内野ゴロで打点をあげました。
山崎: あれは、ランナーの内村に助けてもらいました。最後の打席にもチャンスがあったんで、そこで点が入っていたらもっと楽な展開になっていたんですけど。

記者: 山崎選手は、今年の6月29日、野村監督の誕生日にもここヤフードームでホームランを打っています。ヤフードームと相性が良いんじゃないでしょうか?
山崎: いやぁ、ここ数年ソフトバンクの投手にやられっぱなしなんで(苦笑)。でも、ここ2年打ててるんで、苦手意識をなくしていきたいですね。

記者: チームもこれで波に乗れると良いですね。
山崎: うちのチームは勝つしかないんで、連勝して上にあがっていきたいです。

記者: 明日も期待しています。
山崎: 何とか連勝して、波に乗りたいと思います。

野村監督試合後コメント

野村: なんちゅうゲームだ・・・、本当に・・・。
でも、強いなぁ・・・。優勝チームと最下位チームの差だ。うちには粘りが無い、あっさりだ。8回、9回で4番で返せないのが、嫌な予感がした。一つ勝つのは大変だ。

記者: グウィンについては?
野村: グウィンについては、1試合で判断するのは可愛そうだ。緊張もあっただろうし。ダメ印を押すのは簡単だ。うちのピッチャーはストライクも入らない奴がたくさんいるから。球種が少ない、グリンもそうだった。フォークを覚えさせた。「フォークを覚えないと通用しないよ」って。彼は素直に覚えた。でも、外国人は固定観念が強い。'フォークは肘を壊す'って言うのはその最たるものだ。

記者: 最初の登板で打たれたのは課題が見つかって良かったのではないでしょうか?
野村: まぁ、良い薬だよ。

記者: 岩隈が投げたので、勝ちと負けでは全然違いますね。
野村: それも'固定観念'だ。分かるんだよ、ぼちぼち(岩隈が降板を)言ってくるな、って。どこで分かるんだろ、100球いったって?6回を終わったところで言ってくるって思っていた。

記者: 北京五輪に選ばれなくて良かったですね?
野村: あの腕じゃ、無理だ。怖いんじゃないか?去年壊して、恐怖が先に来ている。'病は気から'。100球を越えたら、壊れると自分で思い込んでいる。チームがこう言う状態だから、自分が頑張らないと、って言う事を今の子に求めても、そう言うのは無い。みんなガラス玉だ。「世のため、人のため」と言う気持ちが微塵も無い。

記者: 高須選手について。
野村: オレは指先かと思った。近鉄で一緒にやっていたスタッフに聞いてみたら、ちょっと痛いとすぐに交代していたそうだ。あれでは稼げない・・・。ケガに強いと言うのがプロ選手の条件だ。我々は少々の事で休んだ事は無い。

記者: これでまた明日からですね。
野村: 何の話?
記者: また再スタートです。
野村: そう言うチームじゃないよ。フロントの人が現場をどう見ているか?優勝争いなんて事を言っちゃいけない。今年で契約切れるから、何か残るものをと思ってやっているんだけど、来年につながるものが見えて来ない。


記者: 今日は忙しい一日でしたね。
野村: 突き放せる時に、突き放せない。フライが欲しいところで、ポンってフライを打てない。内村は良い走塁をしたねぇ。あんな前進守備、リックならアウトだよ。結果的に、あの1点大きいもんね。高須に代えて使ってみるかな?高須は代打の切り札で良い。ここって言う時のピンチヒッター。礒部と二人で「旧近鉄組」だ。骨さえヒビが入っていなければ、すぐ治るよ。九州男児、根性あるのと違うのか?

記者: 自打球の後、痛そうにスイングしていました。
野村: 打つ気なし、痛みに弱い。岩隈にしてもそうだ。紀藤も(交代を)言いにくそうにしていたから、こっちから聞いたら「はい」って返事した。グウィンは打ちやすそうだね。フォークを投げないんだ?肘を痛めるって言うんだ。真っ直ぐ、スライダー、チェンジアップの3つしかないよ。

記者: それじゃドミンゴと一緒じゃないですか?
野村: 開幕のドミンゴを思い出したよ。関門トンネルは長いなぁ。

記者: 最終回の満塁の場面は、木谷投手か、小山投手かで迷ったんでしょうか?
野村: 迷っていないよ。木谷は、うちで唯一ピッチャーらしい性格だ。打ってみやがれ、と。(自分の指を刺しながら)ココで投げるから、球が伸びる。あれをストッパーにするか?俺は本当に貧乏クジばっかだ・・・。貧乏性・・・。再生工場とか、そう言うのばっかだよ。

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