7/20 ホークス戦 レポート
エース岩隈の好投で、楽天は本拠地での連敗を7で止めた。
楽天は2回、ホークス和田の立ち上がりを捕らえ、1死2・3塁から中島が2点タイムリー2ベースを放ち先制。さらに藤井にもタイムリーが出てこの回3点を奪った。終盤の8回には、2番手の山田秋から2四球などで満塁とすると、中島が3打点目となる犠牲フライを放ち、貴重な追加点を挙げ突き放した。
先発・岩隈は、4四死球を許すなど細かい制球に苦しむが、低目を丁寧に突く投球で7回を無失点。走者を許しながらも、要所で踏ん張った。楽天は9回に川岸が併殺の間に1点を失うも、後続を断ち逃げ切りに成功。岩隈がリーグ単独トップの13勝目をマークした。
岩隈投手 ヒーローインタビュー
記者:ナイスピッチングでした!
岩隈:ありがとうございます!
記者:チームにとっても、ご自身にとっても気合の入る登板だったのではないですか?
岩隈:連敗していたので何とか勝ちたいと思ってました。皆さんのパワーをもらって勝てたと思います!ありがとうございます!
記者:2回以降、3対0が続きましたが、心掛けていたことは?
岩隈:とにかく粘り強く、ゴロを打たせる気持ちを忘れずにいこうと思っていました。7回は、前回の登板で焦って点を取られた反省があったので、しっかり抑えることができて良かったです!
記者:冷静なエースのピッチングができましたね。
岩隈:負けられない試合だったので、勝てて良かったです。
記者:今日の勝利で13勝目ですが、改めてこの数字をどう思いますか?
岩隈:正直、嬉しいですね。一戦一戦全部勝つつもりでこれからも頑張っていきたいと思います!
記者:(スタジアムむかって)皆さん、これからも岩隈投手の勝利シーンを見たいですよね?
(場内大歓声)
記者:どうですか?この声援を聞いて。
岩隈:全部勝つつもりでマウンドに登り、プレーオフ目指して、プレーオフと言わず優勝目指して頑張ります!!
中島選手 ヒーローインタビュー
記者:2安打3打点の中島選手です!
(前回のように草野選手と横川選手が後ろから現れ、水をかける手荒い祝福!!)
記者:中島選手がヒーローの時は、手荒い祝福が恒例になってきましたね!(場内笑)
中島:止めて欲しいです・・・心臓に悪いです!
記者:素晴らしい活躍でした。
中島:クマ(岩隈選手)が投げているので、勝ちたかったですし、これで勢いづいたら良いと思います!
記者:和田投手からの先制打はどうでしたか?
中島:(カウント)追い込まれてしまったので喰らいついていきました!
記者:8回の追加点の場面は?
中島:(起用されるのが)左投手の時が多いので、これを機に右投手でも起用されるようにアピールして頑張ります!
記者:7月のホームゲームは今日が最後になりました。それぞれ、ファンへのメッセージをお願いします!
中島:まだ後半戦も試合が残ってますので、これを機に自分も貢献できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願します!!
記者:それでは岩隈選手、締めてください!
岩隈:明日から3連戦ですが、首位西武を叩いて、とにかく優勝目指して頑張ります!!
■岩隈久志投手 試合後記者会見
記者:ナイスピッチングでした。振り返ってみて、今日のピッチングいかがでしたでしょうか?
岩隈:今日は「絶っ対!」負けたくない気持ちで投げました。内容も良かったです。
記者:前回は7回で逆転されてしまい悔しいピッチングでした。
岩隈:前回は守りに行き過ぎてしまいました。今日は、最初から1点はOKのつもりで投げました。技術的にも、低めに変化球が良い感じで行っていました。
記者:13勝目と言う数字についてはいかがでしょうか?
岩隈:嬉しいです。
記者:昨日、今日とお客さんも2万人を越えていて、どんな気持ちで投げたのでしょうか?
岩隈:今日だけは「負けたら終わり」と言う気持ちで投げました。
■中島俊哉選手 試合後記者会見
記者:左投手に強いですね。打ったのは低めの難しい球でした。
中島:クマが投げていたし、先制点を取りたいと思って、何とか粘って、気持ちで前に飛ばそうと思っていました。低めは嫌いじゃないですし。
記者:タイムリーを打った時の気持ちは?
中島:嬉しかったです。思わずガッツポーズが出てしまいました。
記者:右投手からもしっかり犠牲フライを打ちました。野村監督も評価をしていました。
中島:しっかり打とう、それだけでした。
記者:レギュラーへの手応えは?
中島:まだ早いです(汗)
記者:お立ち台で水をかけられるのが恒例になりました。
中島:全然気付かないんですよ、後ろに草野さんと横川が来てたの・・・(苦笑)。あれ、やめて欲しいです(笑)
野村監督 試合後コメント
記者:岩隈投手が見事に連敗を止めました。
野村:そうですね。やっと止まりました。7月に入ってから悪い予感が当たってたんだけど……。岩隈が良く踏ん張ってくれました。責任を果たしてくれたね。パ・リーグは今やID時代。岩隈・ダルビッシュだ。
記者:このまま8月も活躍してくれそうですね。
野村:そうだね。試合はID野球で行きますよ。
記者:8回は有銘投手が抑えました。
野村:3点取った後、ダメ押しのチャンスで点が取れればね。もう少し早く点を取れば楽だったよ。ダメ押しが遅かった。(チャンスは)2回ぐらいあったでしょ。どちらかで1点取らないとね。その辺がまだまだ力不足。状況バッティングの訓練の余地があるね。
記者:中島選手が3打点を挙げました。
野村:左キラーと言えるかな。でも今日は右からも打ったね。
記者:2万人のお客さんの前で勝つことができました。
野村:今日は勝てて良かったよ。昨日は裏切ってしまったからね。連敗を脱出できて良かった。