7/16 ファイターズ戦 レポート
楽天イーグルスは投打が噛み合い、2つの引き分けを挟んだ連敗を5で止めた。
楽天は3回、鉄平の安打と犠打で1死2塁とすると、高須が3号2ランを放ち先制。同点とされた7回には、2死1・2塁から、高須がタイムリーを放ち勝ち越しに成功。高須は9回にもダメ押しとなるタイムリー3ベースを放つなど、4安打4打点の活躍で勝利に貢献した。
先発・片山は、5回に金子、森本のタイムリーで同点とされるも、粘りの投球で7回途中を2失点。要所を締めて、味方の反撃につなげた。楽天はその後、小山、川岸がピンチの芽を摘み、逃げ切りに成功。片山が2勝目をマークした。
高須選手 ヒーローインタビュー
記者:先制の2ランホームランが出ましたが、いかがでしたか。
高須:良い当たりでした。
記者:今日は5打数4安打の大活躍でしたね。
高須:今日は、いい結果が出ました。良かったです。
記者:チームも連敗と引き分けから脱出しました。
高須:これを機に、明日から巻き返していきたいです。
野村監督 試合後コメント
野村:一日遅れのお祝いをいただきました。
記者:7月6日以来の勝利ですね。
野村:長いトンネル抜けたら、そこに何があった。長いトンネル抜けたら、そこには「勝利の女神」がいた。
記者:10日ぶりの勝利ですね。
野村:実際は、1ヶ月くらいの感覚。長い・・・。やれやれ。長いトンネルは抜けたんだけど、問題は明日。
明日、ダルビッシュでしょ。これ、やっつければ、ノレるでしょう。相手がエースなら、余計にバッターが燃えてくれればいいんだけど。相手ピッチャーが良いと、燃えて攻略しようというムードがあると強くなるんですけど、ダルビッシュで暗い雰囲気になるなら、まだ時間がかかる。トンネルを抜けただけになっちゃう。
是非、打撃陣には、結束して気迫をもって臨んでくれることを期待します。「一流は一流を育てる」って言うでしょ? 一流に向かって行かなきゃ。
記者:高須選手は、4打点の活躍でした。
野村:3番の起用当たった。その代わり4番が当たらん。
記者:片山投手は2失点でした。
野村:まあ、ちょっと5回か、2点取られたのは。あの回は、コントロールも配球も問題のイニング。あれを除けば上々でしょ。あれでマイナス点を印象付けた。
いつも言ってるけど、「修正能力」ってのを育てないと。それは「感じる力」が必要なんだよ。自分の狙ったところに行かない時、何か感じるはず。あの回は何球も高めに行った。ピッチャーの経験はないけど、ピッチャーは不可解な要素が多い。その辺が不満といえば不満。結果的には2点で抑えて上々。結果オーライ。
記者:勝利の感想を改めてお願いします。
野村:感想? 万歳!! それが感想です。
記者:高須選手が活躍しました。
野村:高須は絶好調だな。球が止まって見えてるんじゃないか。向こうも狙い通りに投げてくれる。狙った玉が甘く入ってファールになるんじゃ、ダメ。良い時はそういうのを確実に返せる。当たっている人っていうのは、そういうもの。