6/12 スワローズ戦 レポート
楽天イーグルスは満塁弾を浴びるなど完敗。連敗を喫し、スワローズとの対戦成績は2勝2敗のタイ。
先発の朝井は初回、2回を3人で片付ける完璧な立ち上がり。しかし、1点をリードした3回、武内、川島慶にの安打などで1死1・3塁とされると、福地にタイムリー内野安打を許し同点。その後、青木敬遠などで2死満塁とし、4番畠山との勝負を選択するも、2点タイムリーを浴びて逆転を許した。
朝井は7回に四球をきっかけに1死満塁のピンチを招き降板。後続にマウンドを託すも、2番手の有銘が青木に満塁ホームランを叩き込まれ勝負あり。
打線は初回に内野ゴロの間に1点を先制するも、その後はスワローズ先発・館山を打ち崩せず。9回に3番手の五十嵐を攻め、2点を返すが反撃はここまで。
野村監督 試合後コメント
野村:(記者を見回して)何や、お通夜みたいやな。皆、表情暗い。明るくいきましょう!勝負は、勝ったり負けたり。
記者:朝井投手は立ち上がり順調に見えたのですが。
野村:うーん・・・(しばらく沈黙)。最初の3点しょうがないけども。そのまま持ち堪えてくれることを望んだんだけど。結局、フォアボールをきっかけにピンチを向かえて、有銘のコントロールミスで決まっちゃった。
記者:先頭バッターに対するフォアボールが良くないのでしょうか。
野村:先頭へのフォアボールは、失点率がかなり高い。しかも下位打線への(フォアボールだった)。今の野球は窮屈。我々の時代は、ピッチャーは下位打線を見下ろして投げていた。投げる雰囲気で見下したり。今のピッチャーは4番も7番も、皆4番バッター。
記者:3連敗となってしまいました。
野村:あるよ。長いシーズンでは。5連敗もあったんでしょ。こんな時に巨人に当たる。最悪の時に当たる。長いシーズンこういう時期はある。ここで持ち堪えることができるかが、チーム力。ズルズル行くようでは、元の楽天かとなる。進化してない、と。