6/9 ドラゴンズ戦 レポート
楽天イーグルスは中盤に投手陣が崩れ、連勝は3でストップ。
先発・田中は初回、3回と得点圏に走者を背負うも後続を断ち無失点でしのぐ。しかし4回、和田、井上の安打などで2死1・2塁とされると、英智に2点タイムリー3ベース、小田にタイムリーを許し3点を失う。勝負どころでの投球が高めに浮き、下位打線に痛打された。
打線は6回に、高須のタイムリー2ベースで1点を返し、好投のドラゴンズ山本昌をマウンドから引きずり降ろす。さらに2番手・吉見から代打・憲史が2点タイムリーを放ち同点とした。しかしその裏、2番手・青山が捕まり、井上、英智にタイムリー許すなどで3失点。決勝点を奪われた。
野村監督 試合後コメント
野村:(会見場に入っておじぎ)はい、どうぞ。
記者:今日は田中投手の出来が問題だったのでしょうか?
野村:今日は田中じゃないよ。監督とキャッチャー(の問題)だ。田中は悪くない。采配ミスと配球ミス。我がチームの一番の泣き所だ。
青山の投入時期を間違えたんだ。0-3になったところで決断したんだが、3-3になったので別の投手でも良かった。ウチは先発投手がコケたら苦しい。マー君で我慢しても良かったな。0-3になったところで、勝ち目がないと思った。山本昌にはこの前も抑えられているし、今日も点を取るのが難しいという展開だった。まあ、采配ミスだな。
記者:片山投手が良いピッチングを見せましたね。
野村:良いキャッチャーと組ませたらおもしろいと思う。キャッチャー次第で生かせるよ。
記者:6回の守備については?
野村:木村は良くなかった。あんな近いところへ悪送球してはダメだ。
記者:配球ミスについて、具体的に教えてください。
野村:英智の打席だよ。前の打席で、スライダー3つで三振なのに、次はスライダー3つでノースリーにした。その後、1-3になって、誰でもヤマをはるよ。もうどうしようもない、考えられない配球だ。スライダーですよと教えているような配球だよ。
記者:田中投手と藤井捕手のバッテリーは?
野村:コーチの指示だよ。藤井はバッティングがいいからね。
記者:青山投手以外には(中継ぎを)考えませんでしたか?
野村:ブルペンが準備していなかったからね。
記者:田中投手の交代時期に関しては?
野村:次の(登板の)ことを考えた。まいったよ。山本昌は中4日で投げているのにね。ちょっとぐらい疲れていた方がいいんだよ。適度に疲労している方がね。休みすぎたら身体が動かないよ。