試合情報

田中がプロ2度目の完封勝利を記録。楽天は今季、本拠地ゲームで7連勝。

楽天は2回、四球からチャンスをつかむと、鉄平のタイムリー2ベース、山下のセカンドゴロ併殺崩れの間に2点を先制。続く3回には2死満塁から、ピッチャー近藤のワイルドピッチで1点を追加した。

先発田中は2回先頭の濱中以降から4者連続三振を奪うなど、完璧な立ち上がり。中盤も制球を重視した投球で、6回2死までバファローズ打線を無安打に封じる。初安打を許した6回は2死1･3塁のピンチを招くが、落ち着いて後続を断った。最終回には2死2塁とされるも、最後の打者･木元をストレートで見逃し三振に仕留めた。田中は3安打、10奪三振の快投でバファローズ打線を牛耳り、今季2勝目をマークした。

記者：序盤の効果的な先制のタイムリーヒット、手ごたえはいかがでしたか。
鉄平：田中が良いピッチングをすると思っていたので、あそこで１点どうしても入れたいなと思って。打てて良かったです！

記者：今シーズンは、開幕から打撃が好調のようですが、いかがですか？
鉄平：好調とまではいきませんが、今日みたいに打てれば良いです。

記者：一昨日まで連敗が続いていたので、ファンは心配していました。鉄平選手からファンを安心させてください！
鉄平：ホームゲーム全部勝てば（勝率が）５割になるので、頑張ります！（場内盛り上がる）

記者：自身２度目の完封勝利、パリーグ相手では初めてになりますが、振り返っていかがですか？
田中：そんなに調子は良くなかったんですけど、粘り強く投げられて良かったです。

記者：粘り強く投げられたようですが、何が１番良かったですか？
田中：ここぞ、という時に変化球が良い所に決まってくれたので、それが良かったです。

記者：最後の１０個目の三振は、こだわっているストレートで決めにいきましたね。
田中：逆球だったので、ちょっとヒヤヒヤして終わったんですが、もうちょっと良い締め方をしたかったです（笑）

記者：２勝目もクリネックススタジアム宮城で決めました。これからの試合に向けて意気込みをお願いします。
田中：どんどん勝って行きたいと思います！みなさんの声援が力になるので、これからも応援よろしくお願いします！！


■田中将大選手　試合終了後記者会見
記者：完封勝ちでした。
田中：やっぱり気分は良いですよね。マウンドに上がったからには最後まで投げるつもりでいます。あんまり良い状態とは言えなかったのですが、要所を押さえて、バックにも助けられて、その結果の完封だったのではないでしょうか。

記者：途中までノーヒットでした。
田中：あまり意識しなかったんですけど、しっかり要所要所を押さえて行こうと思っていました。

記者：チームも田中投手もホーム負け無しですね。
田中：それはやっぱり、仙台のファンの声援あってだし、ボクらの力以上のモノが出せるんじゃないでしょうか。

野村：（会見場に入るなり高らかに宣言）球場は「不敗スタジアム」とします！
・・・あれっ？ウケないな。（報道陣爆笑）　のってくれよ、道々考えてきたんだから（笑）。

記者：ふはい？
野村：「不敗」。負けないスタジアム。明日からそう呼んでください。よく分からなかったか（笑）。

記者：ホームでは強いですね。
野村：お客さんがいい雰囲気を作ってくれるね。それは一つある。お客さんの後押しは、見ててあるね。

記者：昨日は「明日勝つか分からない」とのお話していましたが・・・。
野村：今日は、マー君だから。岩隈とマー君の二人は安定感では一、二位だからね。安心して見ていられました。

記者：二度目の完封ですね。
野村：ノーヒットノーランをやるのではないかと。そういう楽しみで見てた。そう簡単にはいかないね。
ずっと、ダメ押しが取れないね。1点で良いのに。ぽっとダメ押しがあって3点から4点になるのでは重みが違う。

野村：今日は何も聞くことが無いでしょ？　マー君呼ぼうか？
野村君に代わって、マー君！　（会見場を出て）おーい！マー君いないかぁ～。