本日、8月度の「日本生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ打者部門から松井稼頭央選手が受賞いたしました。

松井選手は8月度、主に1番打者として20試合に出場し、17試合で安打を記録。9試合で複数安打を記録するなど打線をけん引し、リーグ最高打率（.380）をマークしました。24日（日）オリックス戦では3安打4打点の活躍を見せるなど、月間7本の殊勲打（先制本塁打1、同点打4、逆転本塁打1、サヨナラ打1）を放ちました。西武在籍時の1996年9月度、1999年9月度、2002年6月度・9月度、楽天イーグルス移籍後の2011年8月度に次いで、自身6度目の月間MVP獲得です。

記者：月間MVPを受賞した感想はいかがですか？
松井：大変びっくりしています。月間MVPはホームランとか色々な要素が絡むので「どうかな」と思っていましたが、素直に嬉しいです。

記者：過去の月間MVPは8・9月の受賞が多いですね。
松井：特に理由はありません。ただ、7・8月は毎年良いイメージがあります。夏場の疲れが出る中で、MVPを獲得できて嬉しいです。

記者：夏場に好調の要因は何でしょうか？
松井：これという要因はありません。毎日が試行錯誤の繰り返しです。1打席ごと、1球ごとに自分をしっかり把握して色々なテーマに取り組めました。1本でも何とか結果を出すことを考えています。

記者：1番バッターとしての相性が良いように思いますが、いかがですか？
松井：今まで最も打たせていただいている打順ですが、明確な理由は分かりません。1番打者だとまず塁に出ることを意識して打席に入るので、それが結果に出るのかもしれません。

記者：日米通算2500安打の際は、ご家族からのサプライズイベントがありましたが、今回は何かありましたか？
松井：今回は「おめでとう」と言ってもらいました。2500安打の際のセレモニーは本当に嬉しかったです。泣くんじゃないかって思われたみたいですが、びっくりし過ぎて泣くような時間がなかったです。

記者：今後の目標をお願いします。
松井：残りの試合、毎試合が勝負です。ケガをせず、1つでも上の順位にいけるように頑張りたいです。