2007/12/09 (日)
チーム

2008年度 新入団選手発表会

楽天イーグルスは、本日、12月9日(日) に「2008年度 楽天イーグルス 新入団選手発表会」を行いました。



以下、本日の「新入団選手発表会」を一部公開します。
楽天イーグルスへ入団した新人選手へ、温かく熱いご声援をよろしくお願い致します!

 

 

島田亨球団社長より挨拶
島田亨球団社長
今季は球団創設3年目にして単独4位という結果になりました。
プロ野球の世界におきまして、4位というのは決して誇れた成績ではありません。
ただ、50年振りにできた新球団。
それ以前の日本のプロ野球において生まれた球団の歴史を少し辿ってみたのですが、創設して3年目にして4位に上がるといった球団はほとんどなく、成績が低迷して吸収統合されたり、そんな球団が多かった歴史を見ることができました。
それに対して、楽天イーグルスはまだまだ上を目指さなければいけませんが、今季4位に上れたということは非常に誇らしい結果だったのではないかなと、思っております。

これもひとえに、球団創設初年度からドラフト会議でしっかりと良い選手を取って参りまして、ベテラン選手と新人選手の活躍が上手くバランスが取れたことが、この結果になったのではないかと考えております。
そういう意味では、今日この壇上におります新人選手も即戦力・もしくは未来の大器、原石ということで、素晴らしい選手が今年もとれたのではないかと思っております。
また来季以降の楽天イーグルスの活躍に、ぜひ皆様期待して頂きたいと思っております。

 

野村克也監督より挨拶
野村克也監督
2年間、楽天の監督をやらせていただき、ほんの少しずつではありますが、チームは間違いなく上を向いて進んでいると実感・手応えを感じております。今はプレーオフや日本シリーズがあるということで、Aクラスに入れば頂点に立つチャンスが出てくるという思いで、頑張っております。

私自身、来年は監督3年目を迎えます。またチームも3年目が終わりました。
仙台のファンは東北人独特の我慢強さと言いますか、非常に忍耐強く温かいのですが、そこにいつまでも甘えておれません。来年は、ある程度結果を出さなければいけないと自分自身にも非常にプレッシャーをかけております。

私は、南海を皮切りにヤクルト、阪神、楽天と監督をやらせて頂き、苦労性なのか共通しているのが最下位のチームばかり縁があります。
それは、裏を返せば私に対する球団の高い期待という解釈で、日夜どうすればいいかということを考えております。
「0点で抑えれば100%負けない」それが野球ですから、ピッチャーとキャッチャーを中心にバッテリーの補強をお願いし、その要望に沿って今年も補強して頂きました。

今日、ここに新人選手が勢揃いしております。今年も良い選手を取って頂きましたので、どうか温かい目で見守って下さい。よろしくお願いします。

 

以下、記者会見質疑応答

新入団会見を迎えた実感はありますか?
長谷部康平選手
長谷部:先ほどまではあまり実感がなかったのですが、今、この場所に立ってプロ野球選手になったということを実感します。

伊志嶺:本契約を終えて、プロ野球選手として責任を持って頑張っていきたいと思います。

聖澤:プロ野球選手というより、まず初めに一社会人として自覚を持って行動していきたいと思います。

寺田:憧れのプロ野球選手になれたので、期待に応えられるよう頑張ります。

石田:実感はなかったのですが、ドキドキしてきました。一社会人としてしっかりしていきたい。

菊池:プロ野球選手になれたので責任を持って頑張ります。

内村:小さい頃から憧れていたプロ野球選手になれたので嬉しいです。

 

これからの意気込みを聞かせてください。
伊志嶺忠選手
長谷部:早く仙台の人に名前を覚えてもらい、やるからには、良い成績を残したい。長く野球に携わっていきたいです。

伊志嶺:一日でも早く一軍の試合に出れるよう頑張ります。

聖澤:まずは開幕レギュラーを目指します。新人王を取りたいです。

寺田:細かい部分はたくさんあるのですが、一年間、苦しい時も楽しい時も笑顔でいられたらと思います。

石田:一日でも早く一軍に上がって、仙台の方から声援を受けながら、一球一球に想いを込めて投げ込んでいきたいです。

菊池:まずは体を鍛えて、一軍に上がれるように頑張ります。

内村:ケガなく、元気よく、堂々とプレーをしたいです。

 

目標としている選手と対戦したい選手を教えてください。
聖澤諒選手
長谷部:目標としている選手は中日の岩瀬選手です。対戦したいのは、北京五輪のアジア予選で一緒になったチームメイトの方々です。

伊志嶺:巨人の阿部選手ように打てるキャッチャーになりたいです。プロには良い選手がたくさんいるので、良いピッチャーと対戦したいです。

聖澤:3拍子が揃ったイチロー選手を目標にしてます。北海道日本ハムのダルビッシュ投手と対戦して、そのストレートをセンター前に打ち返したいです。

寺田:田中将大投手の気持ちとか気迫を見習って、仙台のファンを喜ばせたいです。得点チャンスに強いイメージがある北海道日本ハムの稲葉選手とそういう場面で勝負がしてみたいです。

石田:岩隈投手です。小さい頃色々教えてもらったので。対戦したいバッターは千葉ロッテの今江選手です。

菊池:中日の川上投手のように信頼されるピッチャーになりたい。対戦したいのは福岡ソフトバンクの松中選手です。

内村:東京ヤクルトの宮本選手が目標です。福岡ソフトバンクの斉藤和巳投手と対戦してみたいです。

 

野村監督に教わりたいことは?
寺田龍平選手
長谷部:ピッチャーなので打者心理を勉強させてもらいたいです。

伊志嶺:同じ(ポジションの)キャッチャーなので、配球面を学びたいです。

聖澤:まずは一社会人として常識やマナーを教えてもらいたいです。

寺田:素晴らしい野球感や人生観をお持ちだと思うのですが、まずは人生観を教えてもらいたいです。

石田:状況に応じた投球術を教えてもらいたいです。

菊池:投球術を学びたいです。また、人間性も学びたいです。

内村:何でもいいので、絶対に教えてもらいたいです。

 

今の回答を聞いて、野村監督はどんな感想を持ちましたか?

野村:毎年のことなのですが、(新入団会見は)どうしても自分と重ねて見てしまいます。

私の頃は、ラジオでしか情報が入らず、プロ野球はどんな世界なのか想像したし、(入団会見の場では)アガったことを思い出します。そういう意味では、今の人達はしっかりしたコメントが言えるので、しっかりしているな、と思います。

それぞれ、夢を持って(プロ野球の世界へ)入ってくるのですから、今の気持ちをどこまで続ける事ができるのかがポイント。

初心忘れベからず。初志貫徹で期待しています。

 

背番号がそれぞれ決まりましたが、その想いを聞かせてください。
石田隆司選手
長谷部:『20』という切りの良い背番号なので、早く覚えてもらえるよう頑張ります。

伊志嶺:『48』という背番号に責任を持って頑張ります。

聖澤:『23』は関川さんが付けていた番号なので、関川さんのようにガッツ溢れるプレーを魅せていきます。

寺田:『43』という背番号は重みのある番号だと実感していますので、しっかり行動してきたいです。

石田:良い背番号(53)をもらったと思っています。楽天の一員として、一社会人としてしっかり行動していきたいです。

菊池:59番をもらいましたので、プロ野球選手として、責任を持っていきたいです。

内村:大きい番号(121)なので重く感じています。

 

長谷部投手と寺田投手に質問です。同世代で負けたくない選手を教えてください。

長谷部:中日に入団する山内選手は高校が一緒だったので負けたくないですね。

寺田:ヤクルトに入団する佐藤由規選手です。自分は結果的に佐藤選手の次に指名をされたので、佐藤選手を自分が抜けばチームも東北のファンも納得してくれると思うので、負けたくない相手です。

記者:寺田投手はどんなニックネームを付けて欲しいですか?
寺田:目標が『笑顔』なので、それらしくお願いします(笑)

 

自分の自己PRもしくはセールスポイントを教えてください。
菊池保則選手
長谷部:一球一球、力を込めて投げ込むタイプなので、全力投球を見て欲しいです。

伊志嶺:スローイングとバッティングに自信があるので、見てください。

聖澤:勝負強さと足です。

寺田:楽しそうに、かつ熱くプレーをするところです。

石田:負けず嫌いなところです。

菊池:スライダーに自信があるので、それを見て欲しいです。

内村:守備と足です。

 

ファンへのメッセージをお願いします。
内村賢介選手
長谷部:一生懸命、活躍ができように頑張ります!

伊志嶺:ファンを喜ばせるプレーをしていきますので、応援宜しくお願いします!

聖澤:一日でも早く試合出れるよう頑張りますので、応援宜しくお願いします!

寺田:気持ちはすでに仙台市民なので、東北の方々と一緒に頑張ってチームを日本一に導きたいと思います。宜しくお願いします!

石田:いつまでも温かい声援を受けたいと思っていますので、宜しくお願いします!

菊池:チームの勝利に貢献できるよう頑張ります!

内村:顔と名前を覚えてもらえるよう頑張ります!
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