田中将大選手が7回2失点の投球で、開幕から無傷の24勝目を達成。
本日が今季最後の登板予定となるため無敗でシーズンを終えることが確定しました。
規定投球回数を超えての勝率10割は、景浦将氏[1936年:6勝0敗]・御園生崇男氏[1937年:11勝0敗]・間柴茂有氏[1981年:15勝0敗]に次いで4人目。20勝以上を挙げての勝利10割は史上初となります。
記者:今の率直な気持ちを教えてください。
田中:びっくりしています。
記者:無敗でシーズンを終えた実感はありますか?
田中:まだCS(クライマックスシリーズ)があるので、シーズンが終わってからですね。まだ、そういう感情はないですね。
記者:今は、びっくりしている、ということですね。
田中:誰も思っていないでしょうし。そういうことを出来たということは嬉しいですね。
記者:「負けなしを狙う」という意識がシーズン中に芽生えて来ましたか?
田中:ないですね。シーズンが始まる頃は「今年は全部勝つ」という目標を持ちますけど。でも特には(シーズン中に考えることは)ないですね。
記者:ウイニングボールを今日はポケットに入れましたね。
田中:いつもですよ(笑)。
記者:特別な感情はありましたか?
田中:ないですよ(笑)。
記者:記録に残るピッチャーになりました。
田中:自分でどうこう出来るものではないですし、周りの人に言っていただいているだけなので。自分は出来ることをやるだけです。
記者:今日の試合は序盤は険しい顔つきだったのが印象的です。
田中:プレイボールで先頭にフォアボールでしたからね。バランスが悪かったですが、徐々にピッチングを立て直すことが出来ました。
記者:味方が今日も大量援護をしてくれました。
田中:そういう攻撃が長い後は、守りでも付き合ってはいけないので。リズム良く投げて、(前回登板時と)同じ失敗をしないで良かったです。
記者:改めて今季を振り返っていかがですか?
田中:一番にローテーションを守れたことが大きいですね。試合に出ないと勝つことは出来ないですから。マウンドに立ち続けられることが出来て良かったです。
記者:試合のない時はどのようなことを考えて試合に向けて準備していますか?
田中:トレーナーだったり、コンディショニングだったり、体のメンテナンスの話をしていますが、しっかりと自分のコンディションで維持出来ましたね。
記者:クライマックスシリーズ・日本シリーズに向けて意気込みをお願いします。
田中:日本シリーズはCSを勝ち抜かないといけないですから。まずはCSに向けてやるべきことをやっていきたいです。ここ(Kスタ宮城)で試合を出来るので、ファンと一体となって相手に勝っていきたいですね。