本日、9月度の「日本生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ投手部門から田中将大選手が受賞いたしましたので、お知らせいたします。

5月、6月、7月、8月の受賞に続き、5ヶ月連続での受賞となりました。

田中投手は9月度4試合に登板し、リーグトップタイの3勝をあげ、2完投はリーグトップとなりました。13日・オリックス戦では9月リーグ唯一の無四球完投勝利を記録するなど、開幕からの連勝記録を22に伸ばしました。チームがリーグ優勝を決めた26日・埼玉西武戦では4年ぶりのセーブをマークしています。月間MVP通算12度の受賞、5カ月連続受賞、年間5度受賞は、いずれも自身の持つ記録を更新となりました。

田中将大選手が8月度「日本生命月間MVP賞」を受賞
田中将大選手が7月度「日本生命月間MVP賞」を受賞
田中将大選手が6月度「日本生命月間MVP賞」を受賞
田中将大選手が5月度「日本生命月間MVP賞」を受賞

記者：5ヶ月連続での月間MVPを受賞し、今の気持ちを教えてください。
田中：うれしいです。

記者：月間MVP受賞は恒例のようになりましたが、ここまでコンスタントにMVPを獲得した要因は、どこにあるのでしょうか？
田中：どういう状態であろうとも自分のできることをその時、その時しっかりやることを考えているからだと思います。

記者：9月は優勝に向かって緊張感が高まる中での登板が続きました。田中投手自身はいつも通りマウンドに上がることができましたか？
田中：そうですね、いつも通りの気持ちで上がれなかったのは優勝した試合の登板くらいで、それ以外はいつも通りの気持ちでマウンドに上がりました。この9月に関しては、先発登板を一回なくしてのリリーフ登板もあったので、正直この月間MVPをもらえるとは思っていなかったです。

記者：昨日は優勝セレモニーもありました。改めてあの日の時の気持ちが甦りましたか？
田中：試合が終わった後にあれだけたくさんの方が残ってくれて、盛大にみなさんにご報告ができて、みなさんと一緒に優勝の喜びを分かち合えたことは良かったです。

記者：3・4月以外の月間MVPをすべて獲ってきました。ライバル不在の物足りなさはありますか？
田中：そこを競っているわけではなく、毎試合、毎試合、対戦チームに勝つことをだけを考えて投げていますので、そうは思わないです。

記者：数々の記録を塗り替え、リーグ優勝を飾り、賞も獲ってきました。最後に本当に欲しいものは、あとひとつですね？
田中：まずはしっかりとシーズンを闘って、そこから先のことはシーズンが終わってから考えればよいと思っています。まずは目の前の試合をしっかりひとつひとつやっていきたいです。