記者：ユニフォームを着てどのように感じていますか？
大久保：もう1度、勝負の世界に入れたことに対して喜びを感じています。

記者：チームのどのあたりに期待をされていますか？
大久保：簡単に言えば、得点をあげること。リーグトップでは駄目。12球団で一番得点を挙げる。4点取れば優勝を出来るが、5点取れるような打線にしていきたい。色々なバリエーションがあれば良いし、監督が楽しく色々なことをこなせる戦力にしたいです。

記者：選手を個別にチェックしていましたね。
大久保：（スイングが）内旋なのか、外旋なのか、見ていました。前足・後足、右足・左足、どこに力を入れて打てば良いのか人によって違うので、その人に一番合った打ち方をチェックしていました。事前にビデオでも見ていましたが、実際に見て、見極めがつきました。みんな基本、どういうスイングが平均値なのか知らないから。昨日も選手と相撲をしながら、力の伝えた方を教えていました。両手を使う方が力が出ると思っているかもしれないけど、無駄な力が手に入らなければ、片手の方が力が入る。つまり力が抜けたところで、最高のスイングになる。そのためには数なんだ。力を抜くためには数をこなさなきゃいけない。世界のトップアスリートは数をこなしている。プロは基礎体力があれば、数をこなせるし、強いスイングが出来る。

記者：その中で楽天の選手はいかがですか？
大久保：基礎体力がある。僕が思っていた数の倍を振れる。お世辞抜きで、びっくりするぐらい振れている。楽天の選手は体力がない、と聞いていたけど、初日は1人600（スイング）のノルマが1000（スイング）を越えていた。だから、全然出来る。体力がある。数と量と重量。基礎体力がある分、どんどん伸びていくから、楽しみ以外、何もないです。

記者：どんなチームにしたいですか？
大久保：攻撃がどこからでも出来る打線。色々なバリエーションが出来るようにしていきたい。それから風も大事になってくる。（Kスタ宮城は）ナイトゲームがアゲンスト（逆風）、デイゲームがフォロー（追い風）が基本だから、方位磁石を持って風向きも見ながらやっていきたい。昨日も選手達に言いました。9回ツーアウトで10点負けている。そういう状況での最高の作戦は「あきらめない」こと。みんなの強い気持ちがあれば、勝てんるんだ。そうした気持ちを持って、お客さんに喜んでもらえる試合がしたい。

倉敷キャンプ2日目！今日から始まった“アーリーワーク”

まだひんやりとする薄暗い球場に選手たちが集まりました。
時間は6:40！
本日のアーリーワーク参加選手はベテラン選手を除くほぼ全員！田淵コーチ、田代コーチ、大石コーチ、三輪コーチの姿もありました。今日が誕生日の聖澤選手に「おはようございます」と挨拶すると「おやすみなさい」と返ってきました（笑） そりゃ眠いですよね・・・。

入念にアップ後、嶋選手、伊志嶺選手、小関選手のキャッチャー3人がグラウンドへ出て
ネットに向かってひたすら打ち込んでいました。
他の選手はトレーニングルームや室内で打ち込み等していたようです。

大久保コーチによると 「アーリーワークとはトレーニングがメイン、トレーニングは各自が弱い部分を鍛える！ 実践（バッティング練習等）の前に筋肉、体幹を入れると、どこの筋肉が鍛えられているのかがわかるようになる。何でそこの筋肉を鍛えなければいけないのかがわかる」

この後も大久保コーチの理論と情熱が詰まった話が続きます。これは必読！

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