本日、楽天イーグルスのコーチ・選手・スタッフ総勢60名が、楽天物流センター(千葉県市川市)で、宮城県に輸送される支援物資の詰め込み作業など支援活動を行いました。
この活動は、選手たちから「何かできることはないか」と要請があり実現したものです。
楽天市場出店店舗と楽天トラベル契約ホテルや各メーカー・お取引先から協力をいただき、オムツ、カイロ、ウエットテッシュ、使い捨てのできる下着、マスク、消毒液、簡易携帯トイレなどの生活必需品はダンボール1,300個分になりました。それを選手たちはリレー方式で10tトラックへ次々と運び込みました。
塩見貴洋選手
選手たちはダンボールに自分のサインと「共に頑張ろう!」といった被災者に向けて思い思いのメッセージを書き込むなど、一日でも早い復旧を願いました。
八戸大学出身の塩見選手は「住んでいた八戸も大きな被害にあったし、仙台にも被害にあわれた方がたくさんいるし、自分の友人や、楽天イーグルスを応援してくださる方がたくさんいる。その方々を想って作業をしました」と神妙な面持ちで話を聞かせてくれました。
仁村薫二軍監督
今日はコーチ・選手・スタッフ総勢60名で来ましたが、選手個々が少しでも役に立ちたいと思ってきているし、被災者の方々に何が出来るのか思いを込めて言霊、いわゆる言葉の魂として「頑張ろう」「共に生きていこう」という(ダンボールに)メッセージを書き込んでいたと思います。
選手達には野球で被災者の方々を勇気付けるのは当たり前。それ以外で、何が出来るのか? 球団として何が出来るのか? ということを考えていこうと話をしました。
このような状況で言葉を選んで話すのは難しいですが、スポーツは勇気を与えることことができ、様々なものを支えていると皆さん仰いますが、今は、野球選手である前に一国民として、我々と共に生きていきましょうという気持ちです。そして、スポーツを通して我々の姿が励みになれば幸いです。
今は苦しい時間かもしれませんが、共に頑張っていきましょう。