7月14日(水)、月間「スカパー!サヨナラ賞」の6月度受賞選手が発表され、島内宏明選手が受賞いたしました。
島内選手は、6月22日(水) 岩手県営野球場で行われた北海道日本ハム戦、同点で迎えた9回2死1、2塁のチャンスで、ライトスタンドに飛び込む3ランホームランを放ち、チームをサヨナラ勝利に導きました。
岩手県営野球場は2023年に閉鎖が決定しており、プロ野球の開催はこの日がラストゲーム。その最後を飾るにふさわしい劇的な勝利で、満員御礼の球場をわかせました。
非常にうれしく思います。
ファンの方のためにも、またこの賞を獲りたいなと思いました。
正直にいうと、アウトカウントを間違えて1アウトだと思っていたので、とにかくゲッツーにはなりたくないと、フライが打てたらよいと思って打席に立ってました。あとで2アウトだったと知りましたが、自分のミスもあっての結果という感じでした。
ヒーローインタビューでも言いましたが、後ろには5番バッターの銀次さんがいたので、銀次さんがなんとかしてくれるだろうと思って打席に立ちました。
塁を回っているときはすごく嬉しかったのですが、ホームベース手前ぐらいから水をかけられて、すごく寒い思いをしました。
後ろに銀次さんがいたので、自分と勝負だろう、甘い球が来るはずだと思って、しっかり打席に立つことができました。
ヒーローインタビューのときは、まだ間違えてましたね。気づいたのは翌日ぐらいかな。
まずは楽天イーグルスが勝利できたことがよかったです。できれば(岩手出身の)銀次さんに決めてほしいという気持ちもありましたので、そこは銀次さんに申し訳なかったなと思います。
前日の秋田の試合では、(対戦投手が秋田出身の吉田輝星選手で)アウェイな雰囲気があったので、岩手はすごくホームな感じがしてやりやすかったです。
あまり考えすぎても打てないので、とにかく「きた球を強くしばく」という気持ちでやっていきたいと思います。
月間「スカパー!サヨナラ賞」は、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に贈られる賞として2012年シーズンから制定されました。
スカパー!は、2006年シーズンから「プロ野球セ・パ両リーグ公式戦全試合、プレイボールからゲームセットまで放送」(※トップ&リレー、録画放送を含む)を掲げており、「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛しています。また、同様の趣旨のもと2009年シーズンから、レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラホームラン、またはサヨナラ安打を放った選手に贈られる賞として「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を制定しています。