仙台市教育委員会で推進している小学生の職場体験プログラム『弟子入り体験』と、中学生を対象にした『職場体験』を、宮城県内の小・中学生を対象に実施いたしました。
小学生・中学生の課外活動として実施してきたこちらの取り組みは、2017年から始まり、今回で5回目の開催となりました。(2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う試合日程の大幅な変更に伴い中止となりました。)
本取り組みは、楽天イーグルスの試合に関わる仕事を体験することでプロスポーツに興味をもっていただき、「働くこと」への関心・意欲も高めてもらいたいという目的で開催しています。
小学生・中学生の皆さまには、新型コロナウイルス感染拡大対策を徹底した上で楽天生命パーク宮城のお仕事体験をしていただき、午後は試合観戦を楽しんでいただきました。
開催日程 |
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参加者数 | 1,228名 ※2日間合計 |
主催 | 株式会社楽天野球団 |
後援 | 宮城県教育委員会/仙台市教育委員会 |
共催 | 公益財団法人 仙台市スポーツ振興事業団 仙台市陸上競技場 |
お仕事体験は前半・後半に分かれて体験していただきました。
楽天生命パークで実際に行われているお仕事に触れていただくことで球団スタッフがどのようなお仕事を行っているのか興味・関心を持っていただきながら体験していただきました。
出口バーの消毒をしました。お客さんが出口から出たら消毒するという単純な作業ですが、コロナ禍でお客さんが安心して楽しめるためにとても大切な仕事だと思いました。
また、1人1人のお客さんに気持ちよく帰っていただくために、事前に学んだ姿勢や言葉づかいを意識して仕事することができました。
普段何気なく使っているお店のレジですが、今回の職場体験で袋詰めの大変さ、お客さんへの気づかい、対応の仕方を知り、これからはしっかりレジにいる店員さんにも感謝を忘れずお買い物をしようと思いました。
私たちの見えないところで多くの人たちが働いていると知りました。
試合を観るときも当たり前に感じていたことでも、椅子を拭いてもらうなど、見えない仕事がたくさんあることに驚きました。
そうやって生活を見直してみると、普段普通に行っていたことも、誰かが働いてくれているからこそ、できていると気付きました。