2021/10/28 (木)
チーム

2021シーズン最終戦セレモニーを開催!熱い応援ありがとうございました!

10月27日(水)楽天生命パーク宮城で行われた千葉ロッテ戦をもちまして、楽天イーグルスは2021レギュラーシーズンの全日程を終了いたしました。
昨シーズンに引き続き、声を出して応援できない、タオルを回して応援ができない、など限られた状況においても、熱い応援を届けていただき、誠にありがとうございました。

試合終了後には最終戦セレモニーを開催しました。シーズンを闘い抜いた選手のコメントと合わせてお届けいたします。
チームは11月6日(土)から開催される「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージに臨みます。

「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」特設サイトでは、2021シーズンのこれまでの闘いを写真とテキストで振り返ります。

「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」特設サイト

一魂 日本一の東北へ

2021シーズン最終戦セレモニー

石井一久監督 ご挨拶

口下手で無表情なので、思いが伝わるかわからないですが、精一杯話させていただきます。
本当に温かいご声援、また大きな拍手をいただき、本当にありがとうございました。
今年チームは、2年ぶりのCS進出を決めましたが、キャンプで誓い合った大きな目標(優勝)は達成できませんでした。
ただ選手は、いろいろなことがあったなか、皆さんのご声援のおかげて1年間戦い抜くことができました。本当にありがとうございます。

またこの風景(楽天生命パーク宮城)を見るための挑戦権は得ました。舞台は日本シリーズしかありません。
精一杯CSを戦ってきますので、皆さん、もう少し僕たちに力をご声援を大きな拍手をよろしくお願いします。また会いましょう。

2021シーズンの闘いを終えて

石井一久監督

記者:
レギュラーシーズン3位で終えることになりました。監督としての受け止めを聞かせてください。
石井監督:
挨拶でも言ったんですけど、2年ぶりにCSに進出できたんですけど、キャンプでみんなで話しあって、今年大きな目標に向かってしっかり頑張ろうという部分でいえば、僕も選手のみんなも悔しい気持ちでいっぱいだと思います。ただ、順位が決まったということで、次のターゲットをしっかりとそこに備えて準備できるので、ここからはみんなで一致団結してCS1戦目に臨みたいと思います。
記者:
監督としては初めてのシーズンだったが、143試合戦い抜いての率直な感想は。
石井監督:
監督ってしんどいなって思います。状況判断もそうですけど、本当にいろんなことをみながら、管理というか、いろんなことに備えて準備して実行に移さないといけないので、非常に難しい職業だと思います。ただ、僕の中ではイーグルスを前進させないといけないという思いを常に持ってるので、負けそうな気持ちになるときでも、そこの気持ちをしっかり強く持って臨みました。
記者:
来シーズンさらに上にいくための攻撃面・守備面の課題は。
石井監督:
やっぱり得点力というところは、なかなか得点がとれなかったり、ロースコアゲームになることでピッチャーに負担がかかったんですけど。今年なかなか外国人選手が打席数が多くない中で、みんな日本人選手でしっかりと打線を組んで。1番が打てないと2番、2番が打てないと3番、なんとかなんとかつないでいこうという、その気持ちというかプロセスがしっかりと踏めたので。結果が全ての職業ですけど、プロセスというのは結果を出すために大事なことで。そのプロセスをしっかりと踏めたからこそ、来年にこうしたいとか、活きるものがあると思うので。みんな今年苦しんだんですけど、そこの部分に関しては、いろんな栄養素をもらったなと思います。
ピッチャーに関しては、最初先発投手がもてはやされたんですけど、僕はそんなことないよと思いながらシーズン開幕したんですけど、先発ピッチャーももちろん頑張ってはくれましたけど、リリーフ投手ですね。リリーフ投手の頑張り、12球団の中でもトップクラスの成績を残して、チームの勝ちに貢献してくれたというのは、感謝でしかありません。
記者:
143試合戦ってきた中で印象に残ったゲームとその理由は。
石井監督:
10月最初の週末ですね。TOHOKU BLUEユニフォームを着て試合したんですけど、その時がかなり多くのファンが来場してくれて。その時にやっぱりファンの方あってのプロ野球だなって。こういう日常が早く戻ってきてほしいなと。今まで5,000人の中でやったりしてたんですけど、あのときは10,000人に迫る状況の中でプレーできたので。こういう中でやってると選手も背中を押されるなとか、僕も勇気づけられるなというのを本当に感じたので。デーゲームでブルーが映えて、こういう光景が早くもどってほしいなと、改めてファンの方に感謝した試合でした。
記者:
先ほどのセレモニーで大きな拍手がありました。グラウンドを1周している時にもいろんな期待を感じたと思うが。
石井監督:
プロとして期待を裏切ってはいけないというところももちろんありますし、今後もしっかりみんなに応援される、かわいいというか愛されるというか、本当に僕たちのチームだよと言ってもらえるような楽天イーグルスになっていけばいいですし。ただ、それだけではいけないと思うので、今年は何位になるんだろうとか、期待を持ってくれるような、たくましいチームになっていけたらなと思ってます。
記者:
今日で上位3チームが確定しました。CSは別の戦いになっていくと思うが、どう戦っていくか。
石井監督:
挑戦者の挑戦者なので僕たちは。そこをしっかりとわきまえて、一球一球集中して、目の前の試合をシーズン同様勝って。しっかりともう一回楽天生命パーク宮城に帰ってくること。また、そこを皆さんに応援してもらうことを目標に、しっかりと戦っていきます。

田中将大選手

記者:
シーズン3位という順位について、思いをお聞かせください。
田中選手:
一番高いところ(優勝)を目指してやってきた結果、3位に終わってしまったのでもちろん悔しいです。東日本大震災から10年の今年、みんなで優勝の喜びを分かち合おうと臨んだシーズンでしたので、この結果はとても悔しいです。
記者:
4勝9敗というご自身の成績についてはいかがでしょうか。
田中選手:
個人的にも悔しい結果です。自分の責任が大きいと思いますし、チームに迷惑をかけてしまったと思っています。
ただ、(これから挑む)CSは別物ですので、勢いに乗っていけるよう、気持ちを切り替えてしっかり準備をして、試合に入っていけたらと思います。
記者:
シーズン後半は勝てない状況が続きました。ご自身初の体験だったと思いますが、どう気持ちを整理して試合に臨んだのでしょうか。
田中選手:
最後の試合も負けてしまいましたので、(今はまだ)気持ちが晴れることはありません。ただ、勝ちたいという気持ちだけで勝てるものではないですし、思いだけでどうにかできるものではないので、どう勝利に繋がる投球をするのか、そのためにはどういう準備をしなければいけないのか、その繰り返しでシーズンを戦ってきました。自分のやるべきことを1試合1試合整理しながら次の試合に臨む、仮に勝ち続けていたとしてもそれは変わりません。
記者:
東京オリンピックの前ごろから球速も150km/hを計測するようになりました。ご自身の状態について手応えは感じる部分もありましたか。
田中選手:
スピードもひとつの指標ではありますが、それがしっかり制球できていたか、指にかかったボールだったか、打者から打ちづらいボールだったかが大事だと思っています。これからもそこを追求し続けて、次の登板に向かっていきたいと思います。
記者:
最後に、今シーズンは8年振りに日本のファンの前での投球となりました。マウンドでの思いをお聞かせください。
田中選手:
ただ、自分はベストを尽くして、マウンドに立つ姿をファンの方に見ていただけたらという思いでした。

茂木栄五郎選手

記者:
まずは個人の成績について、2021シーズンの振り返りをお願いします。
茂木選手:
個人的には満足できる数字ではなかったですが、その中でも自分のできることに集中してプレーできたかなとは思います。
記者:
チームとして(の振り返り)はいかがでしょうか。
茂木選手:
交流戦の最後あたりから連敗が続いてしまい、これまでも連敗が順位を左右してきた中で、今年も止められなかったと感じています。
チームが苦しいときに流れを変えることができていたら、また違う結果になったんじゃないかなと思っているので、連敗(しないこと)は来年以降に教訓として繋げていけたらと思います。
記者:
茂木選手はキャプテンとして2年目のシーズンでした。個人としてもチームに対しても責任を背負われていたと思いますがいかがでしたか。
茂木選手:
昨年からキャプテンを任せていただき、すごく重要な立ち位置で野球をやらせていただいたのですごく良い経験になっています。
記者:
今年はサードがメインでした。以前ショートにこだわりがあるとおっしゃっていたと思いますが、三塁(手)としての収穫はありましたか。
茂木選手:
入団当初からずっとショートを守らせていただき、勉強になることも多かったですが、(今シーズンは)サードができることもアピールできたので良かったです。
いろいろなポジションを守れることは武器にもなると思うので、今年はずっとサードでしたが、チーム状況に応じて自分の幅をもっともっと広げていけたらなと思います。
記者:
同じ内野手で、今年ショートを守ることが多い山﨑剛選手とのコミュニケーションはとられていますか。
茂木選手:
はい。山﨑剛選手とはサードとショートということもあって、試合中にコミュニケーションをとることも多いですし、野球以外でも話すことは多いです。僕もショートをやっていた身として、本当に山﨑剛選手のプレーというのは、すごいなと思うことが多いです。
皆さんから見て、さらっと簡単に見えるプレーでも、経験者からするとファインプレーに近いものが多いので、(そういったプレーは)もっと山﨑剛選手が評価されても良いと思います。
試合中やプレー終わりに良かったねと話すこともありますし、僕自身も刺激をもらって、がんばらないといけないな、とすごく思います。
記者:
田中将大選手の楽天イーグルス復帰、オリンピック、松坂大輔選手の引退など今年はいろんな野球のニュースが多かったが印象に残っていることはありますか。
茂木選手:
東京オリンピックの金メダルが印象に残っています。
普段同じチームや対戦チームで見ている選手が、あんなにもプレッシャーを感じていつも通りではない形で野球をしている姿を見て、日の丸を背負う重圧だったり国際大会の難しさを見て感じ取れましたし、その中でも金メダルを獲るという日本代表の選手たちの、結果で応える姿というのは影響を受けるものがありましたし、すごいなと思って見ていました。
記者:
11月にはパーソル クライマックスシリーズ パがあります。ポストシーズンに向け意気込みをお願いします。
茂木選手:
2017年、2019年も3位でCSに臨んでいるので、そのときと同じく、3位なので、当たって砕けろじゃないですけれども、攻めて攻めて攻め続けて、3位の勢いというか、下剋上というか、がむしゃらなところを出していければ(CS優勝の)チャンスはあると思っているので、一戦一戦、痺れる試合になると思いますけれども、思い切ってプレーしたいです。
記者:
東北、全国の楽天イーグルスファンへ一言メッセージをお願いします。
茂木選手:
昨シーズンからコロナの影響でスタジアムに足を運べない方々もいる中で、本当にたくさんの声援をいただいたなとすごく感じています。
改めて、昨年も今年もファンの大切さを身に染みてわかりました。今年も熱い応援をありがとうございました。
シーズンはまだ終わりませんが、またファンの方の前でたくさん熱い闘いをしたいと思っていますので、今後とも応援よろしくお願いします。

則本昂大選手

記者:
シーズン143試合を終えて率直なお気持ちをお聞かせください。
則本選手:
まずはCS出場を勝ち取れた点はよかったと思います。ただ目指していたところはそこではなかったので、(優勝できなかったことは)悔しさの残るシーズンだったと思います。
記者:
チームトップの11勝を挙げました。ご自身の成績を振り返っていかがでしょうか。
則本選手:
もっと勝てた試合もあったと思いますし、全然納得していないです。オリンピックの中断期間もあって難しいシーズンでしたが、怪我なく終えることができたのはよかったです。チームのために貯金を作れたのもよかったです。
記者:
手応え、収穫があったのでしょうか。
則本選手:
真っ直ぐの強さが戻ってきたのがあると思います。この終盤にきてもう一段階真っ直ぐの精度があがった手応えがあるので、CSでもしっかり出していけたらと思います。
記者:
逆に課題はございましたか。
則本選手:
繰り返しになりますが、個人としてもっと勝てた試合があったという思いと、チームとして目指していた高み(優勝)に到達できなかったのが、悔しいです。でもCSを勝ちきって、日本シリーズに出られるように。まだチャンスはあるのでそこを目指してやりたいと思います。
記者:
今シーズン特に印象に残った試合を教えてください。
則本選手:
今日の試合[10月27日(水)最終戦]は、すごくチームとしてもいい雰囲気でやれていたと思います。すごく緊張感のあるゲーム展開でしたが、勝ち切れたのはよかったと思います。本当に声も出ていて、この雰囲気のままCSを迎えることができたら、よい成績を残せるのではないかと思います。
記者:
オリックスの山本由伸選手と投げあった試合もありました。
則本選手:
あの試合は、引き分け、負けなくてよかったという試合でしたが、今年とんでもない成績をおさめた山本由伸選手に負けなかったというのは自信になると思います。CSではオリックスとも戦う可能性があるので、次はチームとして勝てるようにしたいと思います。
記者:
CSで最初に戦うことになる千葉ロッテの印象をお聞かせください。
則本選手:
チームとしてすごく一丸、一体となって戦う非常に手強い印象があります。チームとしても大きく負け越してシーズンを終えていますので、CSではやり返したいと思います。(千葉ロッテは)ピッチャー陣がしっかり抑えて、リードを保って逃げ切るチーム。厳しい戦いになると思いますが、僕たちは挑戦者なので、当たって砕けろの気持ちでやれば、いい結果がついて来ると思います。
記者:
勝ち上がると戦うオリックスについてはいかがでしょうか。
則本選手:
オリックスも投手がしっかりと試合を作り、主軸が点を取るいいチームだと思います。特に先発の山本選手、宮城選手、田嶋選手はかなり強敵になりますが、そこに勝てるようにやっていけたらと思います。
記者:
改めてCSを勝ち進んでいく、その意気込みをお聞かせください。
則本選手:
今日シーズン最終戦はとてもいい雰囲気でやれていたので、この雰囲気を忘れず、全員が一試合、一球に集中して、全力で、勝って、また仙台に戻ってこれるように頑張りたいと思います。
記者:
最後に一年間応援してくれたファンの方々へメッセージをお願いします。
則本選手:
レギュラーシーズンたくさんのご声援をいただいて、力になりました。
これからもっと厳しい戦いが始まるので、今まで以上の声援を僕たちに送ってください。

浅村栄斗選手

記者:
今日でレギュラーシーズン最終戦を終えて、今シーズン個人としてはいかがだったでしょうか。
浅村選手:
いいところがなかったです。自分がもっとしっかりすれば、優勝争いもできていたんじゃないかと思うくらい、足をひっぱったという思いしかないです。
記者:
試合に出続けることは、体力的にも精神的にも大変なことだと思います。今シーズンも143試合全試合出場し、6年連続で全試合出場しましたがその点はどうでしょうか。
浅村選手:
こういうシーズンが続くと、当然全試合出場は無理になってくるので、こういうシーズンがなるべくないようにしないと、どんどん出場機会が減っていくんだろうなと思いながら今年は試合に出続けていたので、反省してまた来年頑張るだけです。
記者:
ホームランの数だけでいうと、3年連続30本超えが続いてた中で、今年は自身でも満足いかない部分はあったのか。ホームランについてはいかかでしょうか。
浅村選手:
ホームランにこだわっていないと言えば嘘になるが、それよりも自分は打点に毎シーズン目標にしている100打点をクリアしたいと思っています。前のバッターがランナーに出ても中々自分のバッティングができない、ランナーを返すことができない、もどかしい打席ばかりでした。その中で、なんとかフォアボールで多少つなぐことはできましたが、今思えばもっと頑張れたと思います。
記者:
島内選手が打点王争いをしている中、浅村選手の出塁はチームにとって大きなことだったと思いますがどうでしょうか。
浅村選手:
出塁に関しては数字が出ているし、打率の割には昨年と同じくらいの出塁率を残せました。かなり島内さんに負担をかけていたので、前のバッターがしっかりしないと島内さんに負担もかかるという思いは持ちながら、何をやっているのだろうと思ってやっていました。
記者:
今年は、東京オリンピックもあり、金メダルを獲得し、浅村選手の野球人生にとっても特別な1年になったんじゃないでしょうか。
浅村選手:
今年はそう言う意味では、すごい経験ができましたし、なかなかシーズンでは味わえないような緊張感の中で、試合ができて自分の財産にもなった。その中で、後半戦が大事だと思いながら試合に入りましたがうまくいかなかったです。
記者:
レギュラーシーズンの中で1500安打・1500試合達成。記録もありましたが、浅村選手自身印象に残った試合・プレイはありましたでしょうか。
浅村選手:
あまりないです。記録に関しては自分が若い時からずっと使い続けてくれたその時の監督・指導者の方達がいてこの数字までこれているので、若い時から使い続けてくれた方々に感謝しかないです。
記者:
今日の試合結果でCSのファーストステージの相手が千葉ロッテに決まりましたが、CSまでの期間をどのような調整をし、新たに取り組んでいきたいことはありますでしょうか。
浅村選手:
ここ何試合かで自分の状態も良くなってきているし、直近2試合はヒットは出なかったですが、自分的には内容は良かったです。良い状態はキープできていると思うので、その状態のままCSに入っていければ一番いいと思うので、しっかり調整し、やることはやってCSに備えたいと思います。
記者:
レギュラーシーズンでの悔しさをCSに。という思いでしょうか。
浅村選手:
もちろん、誰よりも自分が一番そう思っていると思いますので、とにかくCSだけでもチームに貢献するという気持ちは強いです。
記者:
最終戦セレモニーでは石井監督からファンの皆さんにまた会いましょうと言う、力強いコメントがありましたが、日本シリーズで仙台に帰ってくると言う思いはいかがでしょうか。
浅村選手:
もちろん、全員が優勝を目指してやってきた中で優勝はできませんでしたが、その中でも日本シリーズに挑戦できる権利は得れたので、なんとかそのチャンスを掴めるように、自分もしっかり役割を果たしたいと思います。
記者:
今シーズンも応援してくださったファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。
浅村選手:
なかなか、本来の姿をファンの皆さんにお見せすることができませんでしたが、CSのチャンスがあるので、なんとか日本シリーズまで行けるように、もう一回自分がチームを引っ張ると言う気持ちでやりたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

早川隆久選手

記者:
ルーキーイヤーの1年が終了しました。レギュラーシーズンを振り返っていかがでしたでしょうか。
早川選手:
自分の良い部分も出ましたし悪い部分も出たので、そこをしっかり試合をしていく中でもアップデートしていかないといけないので。来年は質のいいアップデートをしていければと思います。
記者:
今年は成績的に言いますと、24試合に出場して9勝7敗で3.86という成績になりました。この数字を振り返ってみていかがでしたか。
早川選手:
自分の想像していた数字と少し離れているところはありますけど、自分の実力という部分を知れたので。これを基準にしてというのは良いのか悪いのかわからないですけど、これを徐々に良くしていければなというふうに感じています。
記者:
前半戦は13試合で7勝3敗ですごく順調なスタートだったなと思うんですが、投げている時はどんな感覚でしたか。
早川選手:
大学の時にやってきたことをしっかりマウンド上で表現できたかなというところはあったので、その成果が13試合投げて7勝3敗という結果になったのかなというふうに思います。
記者:
オリンピックが明けて後半戦は、11試合で2勝4敗。10勝目の壁というのを感じたのかなというふうに見ていたんですが、その辺りはいかがですか。
早川選手:
後半戦になってくれば相手も研究してくる中で、総括してアップデートというところが大事かなと思うので、そこにうまく対応しきれなかった部分もあるからこそ10勝・二桁というのは難しいものと感じました。
記者:
先発して投げていても5回6回と失点が多くなったりするデータも出ていたりとか、勝利を目前で逃すような悔しいシーンもあったと思います。降板後のベンチで悔しい顔の早川選手が印象的に見えたのですがその辺りはいかがでしょうか。
早川選手:
勝負の世界なので勝ち負けがあって負けた時は悔しい気持ちはありますけど、試合は続いているので本当はそういう顔をせずに、ベンチからバッター陣だったり他のピッチャーの後押しをしないといけないんですけど。来年からはそういうことをなくして、チームの一員としてベンチからでも戦う姿勢を見せていければと思います。
記者:
降板した後のああいう表情の時はどういう気持ちが大きいですか。
早川選手:
悔しい気持ちは相当あります。その週にやってきた調整で何がダメだったんだろうということを考えることもありますし、そのピッチングについてもどこがダメだったんだろうと振り返ることもあるので。悔しいという気持ちもありますけど、試合中に反省せずに終わった後に反省すべきだなと思います。
記者:
今シーズンの成績でいうと、規定投球回数にわずか届かずというところでしたが、この辺りはどう思っていますか。
早川選手:
6回7回を乗り越えてきたら規定投球回も見えてくると思うので、そこをどう改善していくかというのをオフシーズンにしっかり考えて、来年の1月2月に鍛錬してシーズンを迎えられたらと思います。
記者:
ルーキーにして豪華な先発陣の中でローテーションを守り抜いたという1年だったと思いますが、コミュニケーションの面で先輩たちの存在はいかがでしたか。
早川選手:
常に先輩方が自分の投球を気にかけてくれていて、登板後とかも「ここはこうだったよね」とか田中さん・岸さん・則本さん・瀧中さんといった諸先輩方が声をかけてくださったので、メンタルもそうですし、少しのアドバイスだったのかもしれないですけど自分にとっては大きく変われたシーズンかなと思っています。
記者:
中でもシーズン中にこの先輩のこういう言葉が印象に残っていると思うものはありますか。
早川選手:
後半途中から則本選手とキャッチボールのペアをさせてもらうことになって。自分のボールを受けてもらっているからこそ自分のダメなところとかをわかってくれていて、自分の悪いところを細かくアドバイスしてくれたり、良いボールだった時は「ナイスボール。今の感じいいね」というふうに言ってくれていたので、則本選手の存在は大きかったなと思います。
記者:
今シーズンの収穫という意味では早川選手自身はどのようなものがあったと感じますか。
早川選手:
まだ全体的に振り返れてないんですけど、何が良かったのかなと考えると、ストレートとかはプロ相手でもある程度は通用していけたので、その質の高い真っ直ぐをどう活かすかというのも今後大事になってくるかなと思います。
記者:
そういった意味では今日は2者連続高めのストレートで三振空振りが取れたというのは次に繋がるようなボールでしたね。
早川選手:
そうですね。色々とフォームに関しても試していることもあるので。少しずつですけど変えながらストレートの質を高めていければと思います。
記者:
これからチームはCSに出場して、日本シリーズ出場に向けて戦いが続いていきますが、そこの意気込みを教えてください。
早川選手:
また東北の地で試合ができるように、自分たちはCSを勝ち抜いて、日本シリーズをここで行って歓喜の輪を東北に届けられるように一戦必勝の気持ちで戦っていければと思います。
記者:
来年の目標は何か今思うことはありますか。
早川選手:
二桁という壁にぶち当たったので、その二桁の壁をしっかり越えてまた新たなステージに目を向けていければと思っています。
記者:
最後にファンに向けてメッセージをお願いします。
早川選手:
来年も戦力になれるようにオフシーズンをしっかり過ごして、来年こそはリーグ優勝というのを目標にして、自分も個人的な目標をクリアできるようにチーム一丸となって頑張っていくのでこれからも熱い応援をよろしくお願いします。

島内宏明選手

記者:
打点王おめでとうございます。10年目で初タイトルを獲られたお気持ちをお聞かせください。
島内選手:
なかなか獲れるものではないので、獲れてよかったです。
記者:
今シーズン打点王を獲れた要因は何だと思いますか。
島内選手:
(打順は)4番を打っていたことと、バントのサインが(あまり)出なかったことじゃないでしょうか。(調子が悪く)打てていないときも基本的には「打ってくれ」と任されていたことが大きかったと思います。
記者:
監督から(打点王獲得を記念して)スニーカーをプレゼントされていましたが、その期待に応えられたと感じていますか。
島内選手:
どうなんですかね。そこは監督に聞いてみないとわからないですね。
記者:
そのスニーカーを受け取られたときの、率直なお気持ちをお聞かせください。
島内選手:
打点王を獲ったときよりうれしかったですね。打点王よりスニーカーがもらえたことがよかったです。
記者:
ご自身の今シーズンを振り返っていかがでしたか。
島内選手:
141試合出場で2試合欠場しましたが、やはり全試合出たかったという思いはあります。
記者:
チームは3位という結果でした。チームの成績についてはいかがでしょうか。
島内選手:
自分にもいろいろと課題はあるし、みんなも個々に悔しい思いがあると思います。優勝を目指していたので、(3位に終わった)その悔しさはあります。
記者:
これから始まるCSではどのような戦いをしたいと思いますか。
島内選手:
とにかく勝つことが大事。(投手が)点を取られても野手が点を取って、チームとして戦いたいと思います。
記者:
島内選手には、CSでもチャンスの場面での打撃に期待がかかると思います。
島内選手:
チャンスで回ってきたら、なんとか1本打ちたいですし、チャンスじゃない時でも、なんとか塁に出たいと思います。
記者:
最終戦セレモニーでは監督から「仙台に帰ってくる」という力強い言葉がありました。最後にファンの方へメッセージをお願いします。
島内選手:
僕も(監督の言葉を聞いて)熱い気持ちになりました。また仙台でみなさんにプレーを見てもらえるよう、CSでは千葉ロッテ、オリックスに勝って、またこのスタジアムに戻ってきたいと思います。
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